ゲスなわたし
あと2か月で完成するだろう新居。
外壁の塗装が完成したのを旦那と見に行った。
感想。
「ん???なんか、、、違う」
なんかいまいち。。。
色味を選び間違えたか?
写真ではわかりにくいけど
段ボールの色📦のようで、
旦那は段ボールハウスと命名した。
私、苦笑い。
「大丈夫、そんなに変じゃないよ。」
「きっと外構工事が終われば木とか植えるしよくなるんじゃないかな。」
(てことは、やっぱ変と言ってしまってるのかな)
とわたし。
「完成したら住まずに売ろう。
終の住処が気に入らない家で、しかも大金を払って、ローンを死ぬまで払うなんて嫌すぎる。
もうやめたい。」
と旦那。
どうしたらいいかわからない。
今まで、自分に責任が来ないようにと
旦那の判断に委ねてきたわたし。
家族のこと、夫婦のことなのに
私はいつも旦那の影にかくれてきた。
いざとなってもやはりこの始末。
あなたが、したいようにすればいい。
あたなが嫌なら無理して進まなくていい。
相手を尊重して優しいようにも聞こえる。
そんな言葉しか放ってこなかったけど、
これって、自分を良く見せたかっただけ。
いい人と思われるメリットをとっていただけ。
私はどうしたいのか考えてないし、
家族のことを私ごととして考えてない。
数百万?かわからないが、ある程度損をすることを許して、この完成した新居をそのまま売ることになっても別にいいかと思う。
お金のことも自分ごととして考えていない。
あれこれ内装の仕様を考えて迷ったりした日々も楽しめたし、十分充実感があるしここで終わっても悔いはないと言えるかも。
何にも考えてない。
何にも考えがない。
なんて私はゲスな女なんだろう。
彼は私の本心を聞きたいんだ。
私がこの新しい家に住みたいのかどうかを
知りたがっている。
彼だって私の願望に応えようとしてくれている。
さぁどうする。
裏方にいた私が、急に舞台の真ん中に立ち、
どう振る舞うか、何を発するのか。
私にかかっている。
どうしたらいいんだ。
私の世界は私が創る。とかいいながら、
全くもって、私が創っていなかったのか。
ゲスな自分に幻滅した。
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