41.親の心子知らんがな
記憶を遡れば遡るほど穏やかではないものになっていくという点において、僕は「あまり恵まれなかった子供なんやろうな」と感じる。
親父は何かと声を荒らげる人で、歴代の母親の何人かも負けんくらい言葉と気の強い人やったと思う。
生まれてしばらくは怒鳴り声ばかりを聞いて育ったので、物心がついた頃にはすでに自分がそうなることを極端に避けようとしていた。
大きな声を出して威圧するとか、強い言葉を使って黙らせるとか、そういうことに強く嫌悪感を抱いていた。
親もそうやし、学校の先生にも声を張り上げられた途端に全てシャットアウトして「話を聞かない」という行動を自動的に選択する癖がついた。
あれは僕なりの防衛本能だったのだと思う。
親父は今も昔もアホなので子供ひとり世話するのにどれだけ金がかかるか知らないまま僕が生まれて、思ったより僕に金を吸われるうえ奥さんも自分を1番に考えなくなる現状に耐えきれず、そんなアホが起こす癇癪の内容なんて今聞いても胸糞が悪い。
だから僕は幼いながらに「話を聞かない」という処世術を覚えた。
と、思う。
詳しくは分からん、専門家ではないので。
とりあえず親父よりかは人に迷惑をかけることもなく、怒鳴ったりテーブル蹴ったり「殺すぞブス」なんて口にしたりもせずにいられているのでまだマシな方に育ったのかしらと思います。
家族信仰の人って意外と世間に多くて、「意地張っとらんとお父さん仲直りしなさいよ」とか「もう今は丸くなってるよ」とか言われることもあったけど、この際ハッキリしときますね。
知らんがな。
勝手に子供作ってろくに世話もせんと、最終的には息子と当時の嫁さん放置して消えて、もう縁を切ったものと思って生きてきたのに今さらのこのこ現れて今の家族にすら迷惑かけるハゲに、なんでこっちから歩み寄らなあかんねん。
喧嘩とか昔のこととかちゃうねん。現在進行形での人としての嫌悪感やねん。
あのハゲがそんな可哀想ならあんたさんが面倒見たってくれ。
なんか僕のとこにも母のとこにも色々メール来てますけど無視してます。
母は家裁家裁♪証拠証拠♪とせっせとプリントアウトしてますが、姉はとっとと着拒したそうです。
僕はどうしてくれようかな。
無視でええか。
母と姉には僕がええお肉でも奢るんで放っておいてくれ。親の義務も果たさんかった親モドキの心なんぞ知らんがな。
あと昨日のnoteの件なんですが実家にいくつか服あったので助かりました。
姉に「そらこんなんに受験も就職も無理やろと改めて思った」って言われて傷ついた♬言葉キツ♬なーんも言い返されへん♬