瞬間※
3月14日、私にはいま目指してる仕事がありその面接日でした。面接終わって手応えないなぁと思いながら駅に向かって改札を通りホームへの階段へ向かおうとしたところドーーンと今まで聞いたこともないような音が聞こえて何かが勢いよく落ちてきてそれは、人だと分かった瞬間、すぐ目を逸らして前を歩いていたお兄さん、ご婦人の方について改札の方へ戻りました。え、え、と放心状態でした。過呼吸起こしてる方いて周りの女性が励ましていたり1人のサラリーマンの方が駅員さんが人身の対応でいないので他の方に知らせていて取り仕切っておりました。すぐに警察消防駅員さん次々と駆けつけて駅員さんお1人で乗客の対応して中にはキレてる人もいて私はただ呆然と立ち尽くしてました。長い時間待ってると該当の女性の方はブルシートに入れられやはり…
電車は動きましたが、あの場に行くのがどうしても嫌で改札を抜けて一駅歩くことにしました。何回も何回もそのときの光景が音とともに再生され続けました。距離で言うと目前4.5mくらいで初めて人がなくなった瞬間に居合わせました。
あと数十秒はやくあの場にいたら、前歩いてた人が巻き込まれる瞬間を見る、また自分も巻き込まれる可能性も十分にあって最悪の場合はしんでたかもしれないとか色々なことをぐるぐる思ってました。でも誰も巻き込まれなかったのはほんとうにほんとうに不幸中の幸い(あとからニュースでホーム上で接触してしまった方がいたことしりましたが命に別条はないそうです)
予定があって家に帰ろうと思ってましたが1人の空間にいるのはつらいと思い予定通りに移動しました。予定の時間までだいぶあるので最初はまず神社に。とにかく神社に行こうと向かいました。 道中の住宅街や公園を歩きながら何がつらかったのだろうとか思いを張り巡らせた。公園の自然のおかげで少し心が救われきて良かったと思います。お参り済ませおみくじを引いたら大吉でした。唯一の友達に連絡しようかでもなんかしない方がいい気もしてでも誰かに聞いて欲しくてぐるぐるしてましたが神様が励ましてくれてるような感覚でした。こんな時でも立派にお腹は空くものでしてベンチで餃子ドックを頬張りあ、生きてると感じながら食べ続けそのあとは暫くぼーっとする。でも近くにいた人の笑い声きくの嫌になってきて歩く。
予定の映画の時間がきてその時間だけは映画に浸れてとても良かった。
今もテレビやYouTube見てても途中で世界から抜けてフラッシュバックのように思い出してしまう。毎日電車乗っていて電光掲示板で人身事故を知ることはあったが目の前でその一部の場面を見てしまう。生きてればそういう経験することもあると思い知らされたような日でした。
忘れるなんてできないずっと。自身もしにたいと思っていた時期はあったけど生きてて良かったと心から感じた。今は生きたいだと思う