指導を間違えた結果:早めに気づかせてあげないと、指導された側が潰れる。
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今日は、新人A君に対して20分程度の面談を行った時の様子をお送りしたいと思います。
久々にバディを組んだ新人A君
今日、およそ1ヶ月ぶりにバディを組んだ新人A君の姿を見て、
「何も成長していない。むしろ混乱してて業務ができていない。」
「恐る恐る仕事をしている。」
という感じを受けました。
新人A君に事情を聞く
ある程度業務が落ち着いたところで緊急で面談し本人の気持ちなどを確認することにしました。
「何をやっても、『できていない』『理解していない』と言われ、どうすれば良いかわかりません」と回答をもらいました。
何が出来ていなくて、
何を目標とすれば良いのかを明示されず、
何も説明されない。
でも、『できていない』『理解していない』と怒られる。
そんな1ヶ月だったそうです。
不在にしていた期間とは言え、気にはなっていたので、もう少し連絡してあげたら良かったかな…と反省しつつも、とりあえず負の感情からは救わなければ!と思いました。
不安を紐解いていく
できていることの確認を最優先とし、私は質問を投げかけてA君の言葉をひたすら待つことに徹しました。
最初は、言葉が中々出てこなかったのですが、不安を意味する言葉が出る度に、その不安をプラスに書き換える質問をしている内に多くのことを話してくれました。
結論は自分で出せるように導いていく
「どうしたいのか」
「どうしていきたいのか」
「何を目標とするのか」
明日、1週間、1ヶ月ぐらいまでに留めましたが、それぞれに対しての結論をA君自身が出せるように、A君自身の言葉を要約し、繰り返しながら進める事で本人が自分の言葉でしっかりとまとめて私に伝えてくれました。
そもそも頭の良い子なので、落ち着いて考える時間さえあれば、自分を見失うようなレベルではないので、潰れる前に気づけて良かったです。
教訓:指導を間違えると人は簡単に潰れる
わかりきったことかもしれませんが、具体的に叱るのは難しいです。
本人の能力、性格、プライド等に十分に配慮した上で、必要な範囲で叱ることは指導者側にかなりの技術が要求されます。
今回、私はフォローの立場でありましたが、指導する場合の言葉選びやシチュエーションをしっかりと考えないといけないなと思いました。
A君に伝えたこと
具体的な指導をしていなかった職員に対して非難をするのではなく、これを良い教訓として私も学び、A君自身もいつか指導側になった時に活かして欲しいということを伝えました。
彼の表情が穏やかになったのを見て安心しました。
良い部分を目一杯伸ばし、苦手な部分は少しずつ減らしていく。100点は取れないかもしれないけど、自分の中での100点(理想)をしっかり持って、色々な人からたくさんの事を吸収して成長して欲しいと思います。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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