投球動作チェックポイント（更新中〜現在ワインドアップ期まで〜）

球速を上げるには外せないチェックポイントがある

外せないポイントをしっかりと行える様になるとそれだけでも球速アップに繋がる

また、コントロールが良い投手と悪い投手では良い投手と球速が速い投手の特徴として一致する部分もあるためコントロールアップするとも言える

ワインドアップ期からフォロースルー期まで期分けして述べていく

【ワインドアップ期】
・足を高く上げて位置エネルギーを最大化する事
位置エネルギーが高くなればエネルギーは大きくなる。つまり重心位置を足を高く上げることによって高く位置させることで位置エネルギーを高くしようと試みる

この時期に足を高く上げるためには股関節後面、具体的には大臀筋や大腿二頭筋の柔軟性が必要とされる

また、股関節前面の機能が低下していると股関節屈曲がキレイに出せず足を高く上げてもバランス良く立てない事につながる。具体的には腸腰筋の筋機能が重要である

また中臀筋の筋収縮により前方の関節包が引き出され円滑な股関節屈曲が可能となる

このため、股関節屈曲をキレイに出せるか、というところも確認する必要がある

軸足の機能で言えば

・しっかり真っ直ぐバランス良く立てているか、という点が重要である

真っ直ぐ立てない場合、その原因を明確にしなければならない

例えば足関節

足関節が内転に入らない場合プレートに対して真っ直ぐ足を置くと膝が内側に入りやすくなってしまい早期に下半身の回旋が生じてしまう可能性が出てしまう

また、プレートを真っ直ぐキャッチャー方向に蹴ることが難しくなるためロスが出てしまう

この場合、まずは足関節内転可動域を改善してプレートからキャッチャーに対して真っ直ぐ力を加えられる状態にする

この状態になれば真っ直ぐ立つことができ、ワインドアップで位置エネルギーを高くしてもバランス良く立つことができる