うなげろりん『さゆり』回を聴いて人形に霊魂が宿る理由を調べてみた
マユリカのうなげろりん♯165『さゆり』
ラジオに女性の声やマユリカ以外の謎の笑い声が入るという事で霊能者の方をゲストに呼び調べてもらおうという回、もしかしたらマユリカ阪本が中谷にプレゼントしたラブドール『茸山きのこ』に霊が宿っているのではと考え中谷家から車で運搬(駐車場を間違え一般の方をドン引きさせるというエピソード有)という重労働をして運んだ結果とんでもない事が判明するという直近のうなげろりんの中でも神回と言って過言ではないエピソード。
内容は聴いて確認してほしいのですが結果としてラブドール『茸山きのこ』の中には女性の霊魂が入っていた訳です(ラジオに入った声は別件)。
何故、ラブドールの中に霊魂が入るのか理由を知りたくて少し調べてみました。
書籍とかで調べた訳では無いのでそんな事もこの世にあるのかな〜ぐらいで読んでみてください。
ちなみにネタバレを含むのでネタバレが嫌な方はうなげろりんを先に聴いてください。
・中谷さんの誕プレ話(悪夢の始まり)
・きのこ初登場
・きのことの生活
・スタジオでの怪奇現象
・きのこへの疑念
・橋本京明さん登場、新事実発覚。
・アフタートーク(異論は認めん)
以下、ネタバレ含む。
人形に霊魂が宿ると霊魂は『付喪神』と呼ばれるものになる様です。付喪神信仰は日本特有の信仰で海外に同様のものはあまり見られない(海外ホラー的に物や人形が動くと言った様な事はあるが魂が宿るという概念は余り見られない模様)様です。
日本では『伊勢物語』や室町時代の『付喪神絵巻』、『陰陽記』でその描写が見られており長い年月を経た道具に精霊や霊魂が宿り人間に悪さをすると言われています。
文献によっては年月は関係無く道具が古くなるにつれて霊性を宿す事があるとも書かれています。
日本で言うところの『からかさ小僧(から傘おばけ)』や『輪入道』とかも付喪神に属されます。ゲゲゲの鬼太郎とかで良く出てくるあいつらです。
中谷さんのラブドールに宿った霊魂は中谷さんの事を鬱陶しいと思っているので悪さをしないとの事です(でも子猫の霊は勝手に飼っている)。
ただ、中谷さんに対して情や好意が芽生えると中谷さんに悪い影響(異性に好かれなくなる、結婚願望がある中谷さんとしては一大事)を与えると霊能者に言及されており悪さをするという部分は合っているかもしれませんね。
Xとかでゆりえ(紅しょうが熊元プロレス)vsさゆり(ラブドールに宿った霊魂)を見たいと期待しているツイートがありましたが中谷さんがラブドールに『異論は認めん』ムーブをかましている限りさゆりさんに好意を持たれる事は無さそうなので大丈夫そうですね。
ちなみに何故、ラブドールに魂が宿るか宿りやすいかと言うと下記の様な理由が挙げられる様です。
①人間や生き物の様な形状をしているから
付喪神は物に宿るのが前提なのですが人形やぬいぐるみは動物や人間などの形をしているので人間の情が移りやすく日常的な道具より魂が宿りやすいと考えられています。
ラブドールは人間の身体を模した造形をしておりぬいぐるみなどと比べてあまりにも人間に似ているので特に魂が宿りやすいもしくは魂が宿っていると考えられます。
つまり、人間の形をしているので霊魂的にも取り憑きやすいと言う事です。
ゲストで来ていた橋本京明さんも人間の身体を模した造形であるからこそ魂が宿ったのではと言及されていましたね、成仏ができていない幽霊としてラブドールは限りなくラッキー物件という訳です。
持ち主は性欲が治らない、VR1人プレイに夢中、最終的にA4コピー用紙でフィニッシュするという隠れ事故物件であることは別のお話ですが...。
②持ち主の情が移りやすいから
人形は物に比べて持ち主の情がうつりやすいです。子供の頃、気に入ったぬいぐるみやコレクションしているフィギュアなどには愛情や所有欲と言った情が沸きやすく、霊魂が情念を感じて集まりやすいとの事です。
ラブドールは言葉を選ばないで言えばセックスドール、性欲という人間の3大欲求の一つをストレートにぶつけられる人形になります。
中谷さんも鬱陶しがっているとは言えキスしたり、胸を揉んでみたり、髪型を整えてみたり、挨拶してみたりと情(というより性欲)を感じているのである意味条件としてはバッチリ。
情を感じている(テレビやラジオで話すネタになる、相方からのプレゼントである、勝手に処分すると恐らく酷い罰ゲームが待っているかもという事も考えられそうですが...)からこそ捨てづらいとも考えていると思います。
さゆりさんが宿っていると分かった時も処分するよりもお供え物をして対応する、少し可哀想とも思っているっぽいので情(というより別の理由)を感じてしまっているのではないでしょうか?今の所、処分すると言う選択肢はあるけど実行しなさそう(うなげろりんの為でもありそうですが...)。
ドールや宿っている霊魂に情(若くして亡くなったのが可哀想という気持ち...あるなか?)?が無ければ即処分だと思いますしね。
③作った人が思いを込めやすいから
ラブドールは大量生産品では無くひとつひとつ職人さんが作成する手間のかかる製造物です。
YouTubeやドールの作成動画を見てみるとバリを取ったり、形を整えたりととても大変そうです。
ラブドールはペルソナ(購入者)があるていど限られており少ないラブドール購入者から買ってもらう為、デザインや造形にも苦慮をしていると思います。
茸山きのこは阪本さんが半分以上悪ふざけで購入した商品だと思いますが作り手からすれば理由はどうあれ数少ない購入者の1人。
満足してもらい2体目以降も購入いただく。ファンになってもらい引き続き購入してもらうと考えると製作者の情も霊魂が宿る理由になるのかもしれません。
④元々何も入っていないから
いくら精巧に作られているとは言えラブドールは元々、魂の入っていない人形です。
付喪神は道具という『器』に魂が宿るという概念(人形やぬいぐるみ以外にも日常的に使用している道具に魂が宿る)なので感情や魂の無い単なる道具だからこそ、魂が宿り強く影響するという物です。
霊魂目線で考えると人の形をしているが魂が入っていない空き家、しかも、ラブドールは腐る事も無いし処分する事も難しそうな物、魂の入っていない無い人間の身体を模した腐らない死体、ある意味で新しい体になると思っても不思議はありません。
橋本京明さんもどこで霊魂が入ったか分からないと言っていたのでドールを持つ限り霊魂が宿るリスクは伴うの物と考えた方が良さそうです。
調べてみた感じですが人形に霊魂が宿る理由はこんな感じです。日本人の宗教観的にラブドールに限らず人形等には霊が宿ると考えられているので中谷さん以外でも同様の事は言えるのかもしれません。
そうで無ければ人形供養なんて考えもおきませんよね、海外ならゴミに出して即処分です。
粗大ゴミとして雑に処分したら霊が悪さをしてくるかもと考えてしまいます。大切にしていたら生者に幸福をもたらすとも考えられています。
ラブドールを処分するとしたら『粗大ゴミとして処分する』も浮かびますが回収業者や清掃員さんはビックリ案件、死体と間違われても仕方ない。
一般的な人形供養に出すとしても可愛らしいぬいぐるみの隣に精巧な白人ラブドールはパンチが効きすぎてる(私が住職なら拒否る)。
調べてみるとラブドール専門の供養業者もある模様。
ちゃんとお葬式を上げてもらえる業者もあるみたいです。
色々とプランもあるようで通常の処理に困る方や思い入れのある方はこちらの業者を使用した方が良さそうです。
エンジェルプランという最上位プランは参列やドールへの手紙を読んでなどもできる様です。99,000円+諸経費といった所でしょうか…。
参列風景や中谷さんからきのこへの手紙などYouTubeで流してもらえると面白いですよね、リスナー的には見てみたいです。
ザックリですが人形に霊魂が宿る理由でした。
霊能者のstandfmとかYouTube、オリエント工業のサイトなども拝見してまとめてみました。
人間の情や造形に反応して霊魂が宿るという見解がほとんどでした。
はたしてこれから中谷さんとお人形彼女はいったいどうなるのでしょうか…?そして、ゆりえとさゆりのバトルは見ることが出来るのか、阪本さんの嬉しそうな笑顔を見続けることができるのか?
時期を改めて京明さん+紅しょうがや滝音あたりを加えてもう一度、ラジオをしてほしいです。
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