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アニメをきっかけに楽器を始めても挫折する理由→すぐにオワコンになるから
「ぼっち・ざ・ろっく」などのアニメをきっかけに楽器を始めても多くの人は挫折するという文章を書いた。その理由は
年齢が下がるほどネット依存の傾向が強い。余暇時間のほとんどをネットに費やしている。
楽器演奏はゲームのようにすぐに手軽に楽しめない。タイムパフォーマス、コストパフォーマンスが悪い趣味の一つと言える。
ネットでの無料コンテンツに慣れてしまうと趣味で努力することが難しくなる。
近年のデータから明らかになっている傾向から、習得のためのハードルが高い楽器演奏を趣味として定着させることは年齢が若くなるほど困難だと勝手に結論付けた。ただ肝心のアニメをきっかけに楽器を始めた人が挫折しやすいことへの根拠とするには薄い感じだったので補足を書きたいと思う。
端的に、なぜアニメがきっかけで楽器を始めることが挫折に繋がりやすいかと言えば、アニメ作品はコンテンツとしての賞味期限が極端に短いからに他ならない。それとは対照的に楽器の習得は語学並みに時間がかかる。だから弾けるようになる前に作品への興味を失うので楽器を放り出してしまうのは当然のことでしかない。
けいおん!だって人気は3年は持ったのだし、その間にそこそこ楽しめる程度に楽器が弾けるようになることはそれほど難しくはない、と考えることもできる。しかし「ぼざろ」の人気は今がピークだと考えたらどうだろう?アニメ作品で一期よりも面白い二期などなかったことには異論の余地はない。緩やかなのか急なのかはわからないが、あとは下降線をたどるだけなのである。きっかけとなった作品への興味がこれから落ちていく一方でしかないのに、これから楽器を手にして反比例するように音楽への情熱を上げていくことなどできるだろうか?