最高の相棒について
まず始めに
初めてヴァンガードについて書いてみようという挑戦なので読みにくい、わかりにくいところがあることをご容赦ください。
今回書くのはDスタン 7弾 烈火翠嵐によって強化された、バスティオン・プライムについてです。かなり自信を持って構築し、WGPデラックス大阪にて使用しましたが、個人1-1という微妙な戦績なので入賞構築とかではないです。
ですが、好きなところや、ここが良いよ、オススメだよ、を伝えられればいいなと思います。
まずは肝心の構築がこちらになります。
各カードの採用理由、解説
G4 4枚
必ずライドしたい、コストの都合で4枚です。
ドライブチェックでトリガーが捲れなくてもG3以上を捲ることでリアガードを強化した上でスタンドさせます。G3バスティオンと違って起こせるのはG3のみで、パワーが上がるのも前列のG3のみです、気をつけましょう。
[追記] スタンドさせたユニットは全て+10kされます、前列のみ上がるというのは永続の+2kのことです。わかりにくい書き方だったので訂正します。
G3 23枚
状況によってペルソナライドを狙うため、コストの都合でメインにも採用しています。
先攻では+2kにより要求値が上がるので積極的に攻撃していきたいですね。
このデッキでは不思議なことが起こることで何故かリアにバスティオン・プライムがコールされている時があります。こちらのバスティオンは起こすユニットに指定が無く、プライムをスタンドさせてあげられるので、超トリガーが見えた時は意識しておくといいでしょう。
必ずスキルを使いたい、前列に並べたいため文句無しの4投です。何故か攻撃する度にターン中+5kされます、バスティオンで起こして殴れと言わんばかりのテキストですね。
元々はダークストレインでブーストを付けることでブイブイ言わせてましたが、現在はオネッタリアとくっつくことで25k要求を連打します。
条件達成によりブーストを得るため、プライムの最大要求を作ることに貢献します。無理矢理1ドローで打開しにいくこともあります。後列に3枚並べることでダークストレインの仕事を奪ってしまう罪な奴。
上振れを作るためのカード、引き過ぎてもコストに困るので3枚ですが山上の確認、固定、展開を全て任意で行えるため宇宙が見えます。
焼き環境に強くなり、ライドラインでコールした時には相手に嫌な顔をされます。
同じ縦列にしかコール出来ないですが、押し潰しは可能なので余裕がある時はとりあえず山上を確認してみるといいでしょう。
超トリガーが見えた時はVからアタックすることで銀河系を破壊します。筆者最大の上振れはイーズロッドからプライムコール、次のイーズロッドで超トリガー固定して先3の10ドライブでファイトを破壊しました。
これも上振れ用ですがコストの調整、面埋め、最終盤面の補強と役割が多いカードです。展開が出来ない時、前列に置いてアタッカーにするとたまに殴られてくれます。
ガード値の不足しがちなバスティオンにおいて、ドライブで捲ってもスキルに反応する最大20kシールド。4枚欲しい時もありますが、こればかり引いてもどうしようも無いため3枚。
7弾で増えた勝ち筋の1つです。場合によっては1億振られた相手にすらヒットするため、ひっくり返すことが出来うる暗殺者です。しかし、守護者には無力であり、過信は禁物です。
相手のドライブチェックでG3以上が見えていない時は優先的に使っていきたいです。
スキルの要求値が高い単体では機能しないカードですが、ラフルク同様雑にアタッカーにすると的になりがちです。
最終盤面に使うことがあるお守り。4入れたいカードを削ってでも入れる価値はあると思っています。オネッタリアと違い、どんなG3にもブーストを与えられるのでダークストレインにしか出来ないこともあります。1枚制限はもはや名誉の勲章。
G2 1枚
ジャベリンを見せておくことで必要以上に詰めることを抑制したり、焼きとツインドライブでアドバンテージを稼ぐことでバスティオンに乗ってから少しでも楽に戦うためのライドライン採用です。弱点はコストのCBを絞られることにデッキ全体が弱くなることです。
G1 5枚
ダークのコストで退却させるユニットを供給します。レストでコールするため残したとしてもアタックは出来ませんが、イーズロッドやCBが残っている状態でのオールデンは気持ちいいです。上振れ狙いのためマロン、ういんがるではなくこちらを採用。
守護者は4です。清浄はジャベリンに嫌われているためペルソナの択があっても不採用。
最終的に元々ブーストを持つユニットであることが最大の強みかもしれません。
G0 17枚
ライドラインにマロンを使っていないため、FVは好きなもので大丈夫です。江端トウヤ力を高めつつ、ネットでお店を開くことが出来るベイスがオススメです。
クリティカルトリガー、ソウル補充、ライン調整のため採用。細かく書くとエンブレイスにバスティオンの+2k、ブレードフェザーの+2kで要求値が変わったり、オールデン以外のG3ユニットのブースト込みのパワーを30kに押し上げることが出来ます。
クリティカルトリガー、パワーで殴るデッキなので点を詰めやすくするためフロントでは無くクリティカルです。ブレードフェザーとの比率は4:3でも3:4でもいいと思います。
ドロートリガー、手札確保のためクリティカル削って4枚にしました。このデッキで喉から手が出るほど欲しい10kシールドでもあります。
ヒールトリガー、どの対面にも同じガード値を用意したいためカウンターヒールでは無くバニラを採用。
ケテルサンクチュアリが誇るオーバートリガー。リアガードにドライブチェックの権利を与える追加効果を持ち、G3を多く展開し、ドライブチェックの結果が重要なこのデッキとの相性は抜群です。山札の残り枚数にだけは気をつけてください。
構築について
構築する時に深く考えていたのはコスト管理です。特にCBはオールデンやディコルダでの消費が激しく、回復手段を持たないため、使い所を間違えると取り返しがつかないことになりかねません。しかし、その上でダークライドラインを採用した理由があります。
1.手札の質に左右されない
ルクス、フォートはG3をキープする必要があり、スキルが腐った場合死にます。調整中に手札がトリガーや守護者まみれになることは1度や2度では無かったので...。
2.焼きによる妨害
ジャベリンを見せた時点でダークの焼き、ツインドライブを警戒させられ、相手の展開を抑制出来ます。また、ライドラインで必ず1面増やすデッキも少なくないので計算は狂うと思います。
3.ツインドライブ!!
イーズロッドからG3ユニットを連れてくる以外で超トリガーは腐ってしまいますが、他のトリガーはG2のタイミングでは全て美味しいはず。
また、防ぐには2貫以上を張らなければいけないため、相手への要求値が上がります。捲りは力、力は正義です。
4.ブラスター・ダークが好きだから
好きなユニットから好きなユニットにライドするのって楽しいですよね。初めてヴァンガードでちゃんとデッキを組んだ時使っていたのが、ブラスター・ダークでした。Dスタンはバスティオンに一目惚れして始めたので、大好き×大好き=無限大、ですね。
このライドラインを使うデメリットとしては
1.点止めに対して更に弱くなる
2.コールがレストなので、強いユニットを焼かないことを選んでも攻撃に参加させられない
3.1点目で超トリガーが落ちた時ダークはスキルを使えない
等があります。
ファイト中のプレイについて
コスト管理
まずはCBの管理ですが、ダーク、オールデンをほぼ確実に使うので残り2をどう使うかをファイト中に考えればいいです。治が入った場合はアドリブでオネッタリアのドローを入れたりオールデン2回目を狙うのがいいでしょう。
SBはオールデン、イーズロッドが使いますが、こちらは増やす手段が存在し、要求される量も多くはないので、特定対面以外は苦しくないと思います。
マリガン
マリガンの基準はオールデン、イーズロッドをそれぞれ1に加え、プライムorバスティオンが引けていればかなり楽になります。
イーズロッドで縦一列作るとオネッタリアのドローが確定するので、SB1CB1で無理矢理展開しにいくことも出来ます。展開役の3枚が上手く連鎖するととても気持ちいいです。
弱点
並べて殴るというデッキの性質上、除去を連打される、コストを絞られることに弱いです。
また、細かい要求値で連パンしてくるデッキには、連パンを上手く捌けないとあっという間に守り切れずに負けてしまいます。ある程度立ち回りでどうにかなる部分もありますが、展開系が多く採用されているのは少しでも除去への耐性を付けたい、手札を節約したいという理由が大きいです。
強み、推しポイント
最終盤面はオールデン2、オネッタリア3が最大値ですが、オールデンを片方ディコルダにすることもあります。ここから爆発的な数値が出るのがこのデッキの魅力です。ラフルク抜きでも33kが2回、28kのV、トリガー無しでも58kの追撃が2回飛びます。半端な手札ではノーダメージで抑えられないまさに必殺の構えです。
手札と盤面の要求値は上がりますが、ラフルク2枚を使い、そのソウルを使ってダークストレインでブーストを付けることもあります。
「力」のオールデンと「技」のディコルダを上手く使い分けられると気持ちよく勝てます。
ここで決めると思ったら出来ることは全部やりましょう。どうせ返しの守りではラフルクやイーズロッドは守護者のコストにしかなりませんし、トリガーでブーストするだけで相手のガード値が足りなくなることもありえます。
しかし、プライムのスキルには使用回数の制約があるため、押すターンと引くターンをしっかり見極めましょう。
こちらがDスタンの魅力の一つ、DSRです。
このDSRが使えるデッキ、というのもバスティオンの強力な推しポイントとなっています。
ライドデッキから必ずライドすることが出来、さらにこの上に乗せるプライムにはSSRという上位レアリティも...。
筆者はお財布事情によりDSRしか持っていませんが、やはり高レアリティには憧れます。
メインデッキのユニットが低レアリティなのは、フレーバーテキストが気に入っているからです。かっこいい騎士にはかっこいい決め台詞がよく似合いますから。
最後に
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。この垂れ流し文を読んで少しでも「頂の天帝」に興味を持っていただけると幸いです。G3だらけの異質なデッキではありますが、それに見合ったパワーがあり、実は構築の幅もあります。Dスタンだからこそ、ここまで尖ることを許された特別感もあります。今回は大会用ということで盤面の再現度や安定性にこだわりましたが、さらにやりたい事を詰め込んだり、特化させてみても面白いと思います。
皆さんも自分だけの「頂を超える剣」を目指してみませんか?
それでは👋👋👋
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