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ジョン・レノン新曲「Now And Then」

局の旋律は揺れる心を表したようで、繊細で危うい当時のジョンの感情を感じ取れる。

しかし、歌詞は感動ものでビートルズの他の曲の内容に匹敵するレベルだと思う。

たとえば、ジョージ・ハリスンの「Here Comes The Sun」やポール・マッカートニーの「Let It Be」なんか。

「Here Comes The Sun」はそうじゃないと言うかも知れないが、ジョージはかなり宗教的人間だった。

このジョン・レノンの新曲もそういった当時の雰囲気をかもし出しているように思う。

正直に言えばあの名曲「Imagine」のように…。

【写真のキリスト像は横向きでしか掲載できなかったことをお詫び申し上げます。大変失礼しました。
しかしインタビュー記事によると、ビートルズの三人は非常に熱心に神を信じていた様子です。】

つまり、男女の恋愛を歌っているようで実はイギリス人お得意の「ダブルミーニング」で大いなるものへの尊敬の念と感謝を歌っているのではないかと思う。

でなくても、こちらとしては平和を歌うジョン・レノンならではの意味を歌詞に見い出したくなる。

なにより、いまそういう気分が必要なのだ。

ジョンの歌に皆が想像できる感動が必要なのだ。

平和への願いが。

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