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#2 挨拶できる子になるといいな。

 「おはようございます!」
 「こんにちは!」
 「こんばんは!」
 学校だって会社だってテレビのニュースだって。必ずと言ってよいほどこんな挨拶から始まります。
 「挨拶」って大事ですか?と聞かれれば、ほぼすべての方が大事と答えると思われます。もしそう思われない方は、今回の文章はお考えと真逆なので読み飛ばしてくださいませ。

 今回はこの挨拶に関してです。
 たとえばお子さんが少し大きくなって学校のお友達を連れてきました。そのお友達に挨拶をしたら完全無視されました。印象はどうですか?
その子の印象は間違いなくマイナスからのスタートです。初対面のたった1回の挨拶で、相手に与える印象や相手の感じ方に大きな影響を与えます。自分の子供は挨拶が出来ないより出来てほしい!しかも出来ればいい感じで♪人の人柄や性格を理解するまでにはかなり時間がかかると思いますので、第一印象で出遅れるのは好ましいことではありませんね。

 さて私の宿泊施設では、お客様をお出迎えする際に、大人にも子供にも挨拶の声をおかけしています。
 問題です!お客さんの子供が挨拶をする割合ってどれくらいだと思われますか?自分から挨拶した割合ではなくこちらから声をかけたときに返してくる割合です。
 毎回、欠かさずカウントするわけではありませんが感覚では小学生以上になれば半分前後が挨拶を返してくれます。いや最近は以下かも…。声の大きさや、明るさ、など中身は別としてです。さて未就学児です。こちらはとっても面白いです。挨拶を返してくれるのはだいたい2~3割程度。年次による差は大きくまだ2歳に満たないような小さな子は、人見知り場所見知りで挨拶できない子は多いです。逆に年齢が上がっていけば割合は飢えてきます。幼稚園や保育園でも挨拶するのでしょうから習慣として身についているのでしょう。それなりに大きくなった子供の挨拶は「できない」のではなく「しない」状態です。正直、この状態から「できる」状態に戻していくのは、なかなか苦労すると思われます。すでにその状態のお子様がいる場合は頑張りどころですよ!以下の取り組みを粘り強くやっていきましょう。

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今まで執筆してきた記事の中から、育児・子育ての参考になるものをピックアップしてマガジンにしました。宿泊というややリラックスした環境で、一泊…

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