冬、来てしまう
雪が積もった。
11月上旬にこんな景色を見たのは初めてかもしれない。
冬は日が短くなって、寒さで体が縮こまる。
安全に生きられる世界が狭まったような気がして、気が塞ぐ。
どうしても鬱々としてしまって、何年経っても冬の始まりには慣れられない。
ずっと聞いているポッドキャスト「福本敦子のきくこすめ」に、漢方家の杉本格朗さんと冬の過ごし方について語る回がある。
「冬は気持ちが沈んでしまう」というリスナーに対して、敦子さんがこんな回答をしている。
「冬はそういうものだから、だるくていいじゃん。たくさん寝る時期なんだから、ゆっくりしたらいいんだよ。熊みたいに、冬眠(笑)」
あ、無理に元気出さなくていいのか、、なーんだ。
ハッキリした敦子さんの口調で言われると、ものすごい説得力。
そこに穏やかな格朗さんの漢方トークが加わり、温泉に浸かってるような温かさ。
冬はこたつで鍋食べて、お風呂入って、ゆっくり寝よう。