【入居者リポート vol2】霧島の魅力や特徴を徹底解説。シェアハウスGOJUUの元住人が語る霧島とは
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今回は、シェアハウスGOJUUの元入居者で、退去後も定期的に遊びにきているばらさんによる「住んでみて気づいた、霧島の魅力」をお届けします!
都心部では定着した「シェアハウス」も、田舎の鹿児島ではまだまだ知られていません。
知らない方にとっては、住人ってどんな人なんだろう?、どんな生活してるの?、プライバシーは守られてるの?、男女が一緒に生活してて大丈夫?、ゴミ出しやお風呂などのハウスルールは?、など様々な疑問が頭に浮かぶのではないでしょうか。
またシェアハウスがある鹿児島県霧島市という街自体をよく知らない・・ということもあると思います。
ということで、シェアハウスGOJUUがある霧島市はどんな場所で、どんなコミュニティを作られていて、どんな体験ができるのかを、実際に住んでいたばらさん目線で記事にしました。
1.この記事でわかること
移住者目線で見た、霧島の魅力
2.本編
自己紹介
シェアハウスGOJUUに2022年9月から、2023年4月上旬まで住んでいた、東京出身のばらと申します。
鹿児島に来ることのきっかけになったのは東京の会社を辞めて行き場のない時に相談に乗ってくださった方のおかげで鹿児島に移住する事ができました。その方にシェアハウスとお仕事を紹介していただき半年間霧島市で生活をさせていただきました。そして現在は紹介してくださった農業大学校で農業の勉強をしています。
鹿児島に移住して勉強出来ていることは、出逢ったたくさんの方々からのサポートと温かい思いがあったからです。市役所の方々にも大変お世話になりました。お世話になった皆様にはこの場をかりて心から感謝申し上げます。
それでは私が農業大学校に入学する前の約半年間、シェアハウスで生活をしていた街の魅力について語ってみたいと思います。
魅力①温泉
霧島市は豊富な温泉で有名です。国分・隼人にも日当山温泉など、多くの温泉施設があります。私が仕事場からシェアハウスまで帰る道中には40以上の温泉施設があり、帰りは2日に1回は温泉に入って帰っていました。
特に私のお気に入りだったのは妙見温泉でした。天降川沿いの景観が素晴らしく、空港からも近く、かつて湯治場だったこともあるため、立ち寄り湯が1回200円から利用できます。
また高級温泉旅館もあります。立ち寄り湯の最低料金が6600円のところもありますし、清潔な温泉からローカル感溢れる風情ある温泉、家族風呂まで、様々な温泉施設を楽しむことができます。
小規模ながら猫の写真展が開かれるほど猫が多く癒しの一つです。施設によっては水汲みができるところもあり、私はいつも霧島連山の水を汲んで飲んでいました。
また、24時間無料の野湯もあります(笑)。早めに営業が終わるところが多いのが欠点ですが、国分・隼人の温泉は遅くまで営業しているところもあり、サウナを設けている施設もあります。シェアハウスから妙見温泉までは微妙に遠いため、日向山温泉に行くことが多かったです。
――――――妙見温泉周辺――――――
・ラムネの湯 仙寿の里 入浴料400円
男の湯の露天風呂が広くて最高です。飲める温泉が汲めます。
・塩浸温泉竜馬公園 入浴料380円
竜馬とお竜の新婚旅行先の一つとなっていて、資料館などがあり、歴史好きな方にお勧めします。
・竹林の湯 入浴料無料 24時間
霧島では有名な野湯で、初心者向けでもありますので1度は入るべき温泉です。真横には天降川が流れており、天然の水風呂として利用できます。
――――――妙見温泉――――――
・きのこの里 入浴料300円
喫茶店有り、天降川の眺めが一番良い温泉です。水風呂あり。
・さかいだ温泉 入浴料300円
温泉と天然水の水汲み場があります。回数券あり、打たせ湯、ミストサウナ、水風呂あり、少し混みますが通うならここがおすすめです。
・鶴乃湯 入浴料300円
打たせ湯、水風呂、露天風呂、ローカル感のある落ち着く温泉です。露天風呂から見える天降川がすごく癒されます。
・雅叙園 入浴料6600円(昼食付)~
茅葺屋根の古民家を移築し、昔ながらの集落のような隠れ家的な存在の宿で、有名人がお忍びで来ることでも有名です。
・楽園荘 入浴料200円
昔ながらの銭湯のようなローカル感のある温泉で、とても落ち着きます。
・石原壮 入浴料1800円
妙見温泉のなかでも高級温泉旅館として名を馳せています。立ち寄り入浴の時間帯はお昼前後で短いですが、一度は行くべき温泉です。内湯と露天風呂があり、内湯は高級感のあるお風呂で、露天風呂は天降川の真横にあり、開放感が最高です。ハーブウォーターとコーヒーが自由に飲めて高級感の味わえる温泉施設です。
・きらく温泉 入浴料 内風呂300円、露天風呂500円
露天風呂はとても開放感があり、広いです。妙見温泉の中で一番を争う露天風呂です。
・ねむの湯 入浴料500円
施設が新しく、お風呂は広くて綺麗です。食事処もついているので予約制ですがランチが出来ます。
・妙見館 入浴料300円
内湯が2か所あり、川沿いは開放感があります。水風呂あり、場所が奥まっている所にあるのでいつも空いていて、個人的に泉質がすごく良く感じるので通っていました。猫が多いいです。それと妙見温泉の昔の資料が飾ってあるので歴史を感じることが出来ます。
・田島本館 入浴料300円
手入れがしっかりと行き届いていて、正面入り口は木とコーヒーの香るログハウス喫茶店で囲炉裏もあり、センスのある落ち着いた温泉宿です。
宿泊すると宿泊専用の風呂場があります。ここも猫がお出迎えしてくれます。食事がとても美味しいです!
・おりはし旅館 入浴料 内風呂500円、露天風呂1000円
大正、昭和初期にかけては鹿児島の奥座敷として上流階級の人々や当日の著名人に愛されてきた格式のある温泉宿です。
・秀水湯 入浴料200円
超ローカル感がある温泉です。少しこじんまりしているので大人数では入れません。妙見温泉の中では唯一21時まで営業しているので、重宝していました。
――――シェアハウス周辺のおすすめの温泉施設――――
・国分温泉 入浴料400円
朝早くからやっている国分の温泉でサウナが付いています。シェアハウスから近いので朝風呂朝サウナが出来ます。猫が可愛いです。
・花の湯 入浴料520円(回数券あります)
シェアハウスご用達の温泉です。広々しており、サウナが熱く水風呂が冷たく、座って休憩できるのでサウナ―にはいい温泉です。岩盤浴もあるのでゆっくりしたいときにもいいです。
・吉田温泉 入浴料420円
23時まで営業しているのでたまに入りに行きました。
・岩戸温泉 入浴料360円
岩が主役のお風呂で、雰囲気がとても良いです。露天風呂あります。建物は黒を基調としたおしゃれで綺麗な施設です。
魅力②グルメ
居酒屋も多く存在し、国分駅から隼人駅周辺では、遅くなって電車がなくなっても歩いて帰れます。
鹿児島県の基幹産業は農業で、特に肉用牛(黒毛和牛)、豚、ブロイラーは有名です。鳥刺しはこちらでは一般的で、道を走っていると鶏肉を専門に扱っているお店が見つかります。
お茶も静岡に次いで生産量が非常に多く、知覧茶と霧島茶が有名です。知覧茶は飲みやすく、霧島茶には深みがあり、両方を飲み比べるのは楽しいですね。
鹿児島と言えば焼酎ですが、小ロットの焼酎も多く、こちらの酒屋でしか手に入らない、市販に出回っていない焼酎もたくさんあります。頻繁には行きませんが、毎回新しい焼酎に出会う楽しみがあります。
海の幸も豊富で、スーパーで売っている刺身が非常に美味しいですし、ウナギも有名です。鹿児島県は、食材の品質については申し分ないほど素晴らしく、現地で手に入る食材を使って自炊するもよし、外食や飲みに行くもよし、どちらも美味しいものばかりです。
鹿児島の食文化で驚いたものや、個人的に面白いと感じたものをいくつか紹介します。
ガネ:サツマイモが必ず入った天ぷらで、しっとりしておりおやつに最適です。こちらの地元の方々はガネを見つけると必ず購入されます。
鳥刺し:鹿児島県ではどこでも見かける鶏の刺身で、大変人気のある食材です。
甘口醤油:私自身は関東出身ですが、一度食べると普通の醤油には戻れません。刺身にも合うし、特にコンニャク刺身との相性が抜群です。
いこもち:米粉を練り上げた餅菓子。
からいもねったぼ:お餅とサツマイモ、きな粉の郷土お菓子で、美味しくてボリュームがあります。
あくまき:お餅に灰汁を使った和菓子。
流しそうめん:一般的な流しそうめんとは違い、円卓に流れるプールのような机で、そうめんを流して食します。お店の池には鯉が飼われており、鯉も料理の食材として扱われています。
鶏飯:本当に美味しい。鶏の出汁で撮ったスープに、鶏のほぐしみ、しいたけ、錦糸卵などお好みの具材を載せたお茶漬けのような食べ物。
桜島大根:普通の大根より煮崩れしないので、煮物に最適。漬物も歯ごたえが良く、美味しい。
魅力③山・登山
鹿児島県では、鹿児島市には桜島、指宿には開聞岳、霧島市には霧島連山と、有名な街にはシンボルがあります。国分・隼人からは霧島連山と桜島がよく見え、空気が透き通っているときは高所に登れば開聞岳も見えます。
国分・隼人から霧島連山の登山道へは1時間弱で行け、初心者向けの山なので、体力に自信がない方でも比較的登りやすいです。ルートも複数あり、体力に合わせて選択できます。
シェアハウスの人たちと私は高千穂の峰を登りました。この山は多様性に富み、初めは石畳の林道から始まり、砂場、岩場、馬の背、縦走もできるなど、1つの山で様々な経験をすることができます。
実は、私が人生で初めて登山を経験した山でもあり、山がこんなに楽しい場所だと思えた登山でもありました。初めての時は自分の恩人に連れて行っていただきました。
山頂でのご褒美としてカップラーメンを食べ、帰りには高千穂牧場でアイスクリームを食べ、動物と戯れ、妙見の温泉宿に泊まりました。
いい汗をかいた後は美味しい食事とお酒を飲み、温泉に入り、とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。多くの温泉施設があること、そして国分・隼人からのアクセスの良さから、気軽にこれだけのレクリエーションを楽しむことができました。
魅力④観光
神社と言えば、国の重要文化財として登録された霧島神宮が有名ですが、実は隼人には鹿児島県内で一番格式の高い鹿児島神宮という神宮が存在します。
鹿児島県の三大行事の一つである初午祭を行っており、旧暦1月18日を過ぎた最初の日曜日に開催されます。鈴かけ馬と呼ばれる馬の背中に飾りをつけ、首には鈴をつけた馬が、踊り連を引き連れて太鼓や三味線歌に合わせて踊りながら参拝します。
全国でも珍しく毎年10万人もの人出があり、鹿児島を代表する祭りとなっています。隼人駅からも歩いて行けますし、シェアハウスからも歩いて行ける距離なので、渋滞にはまった車を尻目に初詣にも行きました。
そして、霧島で一番大きい祭りと言えば霧島国分夏祭りで、二日間に渡り行われ、最後は花火で締めくくられます。国分にこんなに人が居るのかと、人数の多さもさることながら熱量も凄いです。ここでは書ききれないほどのボリュームたっぷりのお祭りなので是非一読していただきたい。
特徴①霧島市のアクセス
国分・隼人は鹿児島空港から一番近い大きな街であり、車で20分ほどで到着します。リモートワークが可能な仕事をしている方なら、補助金制度を利用してここに住むことも可能です。
鹿児島市へのアクセスも良く、電車で30~40分ほどで鹿児島中央駅まで行くことが可能です。車でも約1時間です。
特徴②お買い物事情
国分・隼人は鹿児島県の第2の都市であり、霧島市の中心街を成しています。ドン・キホーテやA-Zという大型ショッピングセンター、イオンモール、そして鹿児島県の有名な老舗デパートの山形屋があるので、買い物には困りません。
移住に関する補助金制度について
・霧島市補助金制度一覧
https://www.city-kirishima.jp/kyodo/documents/r5_sien.pdf
・霧島市移住支援金
・ふるさと創成移住定住促進制度
このような制度があるので、ぜひ市役所へお問い合わせください。
(※補助金支給については条件がありますので、詳細は上記ホームページをご確認ください)
最後に
国分・隼人は、都市の便利さと地方の温かさ、歴史・文化が残る街並み、手軽に触れられる自然といった要素がバランス良く混在しており、人々に優しい街だと私は感じます。
まだまだ発掘されていない魅力も多く、何か新しいことを始めるにも非常に受け入れられやすい街です。ぜひ一度、国分・隼人での生活を体験し、新たな出会いと感動を求めてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。少しでも霧島の魅力が伝われば幸いです。もっと詳しい話を聞いてみたい、シェアハウスにお試しで住んでみたい、という方は下記記事も是非ご覧ください。
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