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女性が幸せであると男性も女性も豊かになれるもっともな理由
私がダイエットや体質について五行陰陽説を取り入れながら学んできたことで理解できたことがありました。
前回の記事に私は自分の母親をみて、仕事、勉強について強い違和感を覚えていたという話をしました。ただ逆に専業主婦であった母から学べたことももちろんありました。どちらかというとそれは大人になってからの方が役にたつことだったと思います。特に子どもが大きくなればなるほど、安心した家庭環境ですごさせてあげたいという気もちがつよくなり、家にいたいと切望するようになりました。望みはかなって、家で仕事ができる環境になりましたし、コロナによって家にいるということが正義にもなっていたので私自身の精神的にも安定した時期だったと思います。
そして家にいる時期、私はたくさんのことを学ぶようになりました。
コロナで世界中がこの先が心配で不安な要素を抱えていたころではありましたが、私はこのタイミングはとてもありがたく家にいることに没頭できましたし、堂々と家のことを極める時間にすることができました。そうしたいとおもったタイミングというのはとても幸運でした。
料理もかなり研究しましたし、掃除も丁寧にやるようにしました。有意義に時間を使うことでたくさんの学びにもなりました。子どもが高校生になったときに感覚で精神的に勉強のサポートをしなくてはならないと感じてもいました。特に2年生のころ気をつかっていたと思います。あまり勉強に口を出さないようにはしていましたが、1年生の頃はテスト勉強をしながら勉強のやり方を軽く教えました。そのおかげで自分で問題のクリアの方法のコツは掴めていたようです。2年生も自主的に勉強に取り組むことが出来ていて、休日には図書館通いしていたので、お弁当で応援していました。中学生のころから図書館には通うタイプでしたが、お弁当は作れませんでした。時間と心の余裕があるのはすぐにサポートができるメリットだと感じます。
娘は寮生活をしていたので、週末や長期休暇でのサポートとなりますが逆に言えばその凝縮した時間こそが重要とも感じました。勉強も学校での生活も全てに悔いがないように精一杯頑張ってほしいという気持ちがありました。
大学に進学にする際に、ただ頑張ることが出来なかっただけで、希望の進学先にいけなくなるのは強い後悔となることを私が一番しっていたからです。
がんばれと口でいうことは簡単ですが、なぜがんばらなくてはならないかを伝えなくてはなりません。それを理解することができると人は頑張ることができるのだと感じます。受験という競争のなかで誰がなにをみていて同評価するか?ということを客観的に伝えました。たとえば、合格点を取れていても募集が10人であれば10人しか受からないわけですから、ライバルに差をつける何かがなければ落ちる要素になるということです。なので合格点は当たり前。勝負は付加価値なわけです。だからこそ、学校の仕事も、英検も後悔ないように頑張ったのです。
私が家にいて時間的にも精神的にも安定している状態だからこそ、娘のサポートに徹底することが出来たわけです。カウンセリングや営業の仕事の経験で本人の頑張りを引き出す方法も知り得ていたので、そのスキルを自分の娘に伝授できたのも幸運でした。娘が小学生のころ、新入社員の指導をしていたことがあり、やっぱり大人になってから教えるのは本人の意思があるから難しいと感じました。そして頑張って教えても自分の娘を蔑ろにしているようじゃだめだとも感じたわけです。なので、意識の根底に自分の子育てをしっかりすることも必要だと感じていたのです。
ある意味、計算的には成功でしたが、振り返ってみると本当に必要なことってなんだったんだろうな?と思ってみると、本当は私が幸せそうにしていることが子どものやる気を引き出す一番の材料だったんだと気がついたのです。実は、私の願いは家にいることだったからです。家にいて幸せだったのです。生活を丁寧にできることがどんなに貴重でどんなに重要かということをダイエットや体質改善を学ぶうちに気づいてきたわけです。
つまり一番は安定しているということが大切だということです。
ミラーニューロンの法則がありますが、私の考えでは貧困と脳との関係にこの法則が大きく関与していると感じるのです。
カウンセリングを通して様々な家庭環境について触れるこもできました。女性だけの社会生活を経験することで多くの女性の本音にふれて学ぶこともたくさんありました。男性も女性に育てられるわけですから、母親が幸せにそうにしていると子どもたちは頑張りやすくなりますし、頑張れるようになります。なぜなら子どもたちが幸せになれると思えるからなんです。
私が子供の頃、母親をみて頑張れなかったのは母親は幸せだったとは思いますが、単純に怠惰な幸せを満喫していただけだったからです。母親も子供時代お金には恵まれていたものの安心や安定がない暮らしでした。自分が大人になって好き放題という形になったと感じます。経験をするのはもちろんいいことです。ただ、大事なことは楽で幸せという話ではないということです。
感情的な幸せでは人生が破滅しやすくなります。
以前の記事でも書きましたが、大人は学んだり、何かを理解する経験が増えれば増えるほど成長を感じて幸せと思えるようになります。そうなったとき、人にその経験を分け与え、またその子が幸せを感じるようになれるというシャンパンタワーの法則が生まれるわけです。
五行陰陽説を学ぶことで自分自身の幸せの法則を知ることができるようになり、それを分け与える事ができるようになっていきます。まずは自分の幸せという大きなテーマを叶えることで、自分の大切な人も幸せにしていけると感じた大人の幸せの法則についてのお話です。