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視覚はあとからついてくると感じた衣替え

真夏のような日もある10月ですが、すっかり秋の気配になってきたのでクローゼットを点検してみました。衣替えという程でもないですが、一番とりやすい位置に季節にあった服を並べるくらいです。

お気に入りなのにコーディネイトが組みづらい服がいくつかあったのですが、この夏は結構身体が絞れているので、シルエットが様になるようになっていました。やっぱり服って体型だな・・・と納得させられてしまいます。今年は背中がかなりスッキリできたという印象があります。先日いったお風呂屋さんのジェットバスの威力で結構腰回りがゆるくなったと感じました。ダメ押しの一撃でぐっと絞ることができました。エステやマッサージの効果を高める為には身体の内側を循環させることの方が重要ですからね。どれだけマッサージをしても、身体の奥の循環を生むのは日々の生活です。積み重ねこそが成功の秘訣だということは私は身をもって体感しています。

衣替えシーズンになると、今まで着ていた服が野暮ったく見えたりしてしまうことは多々あるのですが、それは単純に体型が変わっただけなんですよね。太ったときはどうしても寸胴になりやすいので、緩めの服装を好みがちになってしまいますが、あえて、手首、足首を出すようにしておかないと鏡をみるのが嫌になってしまいます。今はゆるいシルエットが流行っているのですが、秋はミニスカートやハーフパンツなどの足を出せる服装の方が痩せて見えます。寒かったらタイツやロングブーツなどで合わせるといいですが、秋は乾燥のシーズンなので足がむくみづらいので細さを出せます。ただ
ウエストが太い状態になりやすいので、細く見えるところを強調する服装がベターです。逆に春になれば足がむくみやすくなりますし、足が太くなりやすいので、ロング丈のボトムスに、トップスの丈を短くしておくと体型カバーがし易いのです。

身体も季節によって変化しているということを知ってみると、季節で服装が変わったときに悩みが減りますし、無駄な買い物も減ります。夏が終わって洋服を着たら似合わなくなっているから買い直す前に体型に合わせたコーディネイトをしてみると、眠っている洋服も活用できるかもしれません。

気に入ってかってみたもののうまく活用できていない服の活用方法を考えるのが季節の変わり目の作業です。そういった作業を定期的に行っていると自分に似合う服というのがだんだんわかってくるのでこれも無駄な買い物が減る取り組みになります。時代はサスティナブルですしね。気に入って買っても似合わなかったのは体型から来ているというものも結構ありました。ワンピースが似合わない傾向にありましたが、最近ようやく着こなせている気がします。そこでわかったことは体型隠しにワンピースは逆効果だということだったのです。というか、ワンピースは痩せて人が似合う服装だと知ったわけです。楽だから着ていた部分もありましたが、今更初めてわかりました。

これまでは色が似合わない原因かも?と思っていたのですが、色は基本的に肌の色で合う合わないが決まります。今年はガッツリ日焼けしたので、薄い色が似合わないのですが、もともとふんわり系なお色の服装をしないので、あまり持ち合わせはないです。ということは、結局、似合わないと思っていた服も色ではなく、形があっていなかった・・・ということだったと気がついたのです。

インスタなどで着痩せ効果などの投稿をみますが、着心地や、似合う似合わないも入ってきいます。着痩せ効果だけ狙っているとやっぱり自分の好みというよりは痩せて見えるから着るという他人の目線を気にした服装になってしまうので、それだけでも、ファッションを楽しめていないということになってしまいます。

心地よさというのは着心地もそうなんですが、自分の好みで買った服を自分好みで着こなせていることも入っていると私は感じます。ダイエットを成功させたい多くの方は洋服の着こなしができるようにすることが目標だと言います。私はそうではなかったのですが、好きで買った洋服を全部うまく着こなせるだけでも確かに気分が違うと感じます。

東洋医学を学ぶことで、春秋の体型の違いなどもわかるようになって、季節の体型をもとにストレスなく自分の好きな服装も楽しめるようになります。身体についてがわかるとファッションについても理解が深まります。そしておもったことというのは、結局のところ視覚効果は満足感につながりにくいので、これからの時代は本質を知っていくことこそが面白みになると感じた衣替えでの気づきです。


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