血流に問題を抱える、日本人に一番多い体質とは?
日本人に一番多い体質の人は「ずんぐり」な印象です。ぽっちゃりとずんぐりの違いといえば、肩幅が広く、身体に活力ある印象です。ぽっちゃりさんは透き通るような色白の印象ですが、ずんぐりさんは肌色という感じという印象があります。たくましい体型ですが、血液循環に問題があるので、肌に赤みがある印象もあります。
これまで他の3つの主だった体質をご紹介してきましたが、いろいろな部分が当てはまると思います。それもそのはず、東洋医学は巡り巡っているのです。ただ根本的な部分を見極めることが大切で、一番ネックになっている部分を知ると改善が早くなります。ただそれを占めている部分というのが体格よりも感情かもしれない・・・と今の世の中をみて思うことがたくさんあります。私の場合はというと、筋肉質とずんぐりな体質の複合型で、仕事が忙しいと筋肉質の性格を発揮していきます。なので、肝臓が弱りやすく肝臓系のトラブルが増えます。筋肉質がメインの体質なら太りづらいのですが、メインはずんぐりなので、肝臓系が弱ると胆汁に問題が出るために脂肪が増えやすくなるために、お腹が一番太るようになります。全体的に大きな体つきになって太るというのが、生活が思い通りにならないときの私の太り方です。
若いときに、太ったり痩せたりを自然に繰り返すことがありましたが、私が一番らくして痩せる時というのが、恋愛をしている時です。びっくりするほどきれいに痩せます。こういった経緯があることからダイエットはただ外側だけのケアをしていても叶わないと体感しているのです。私の太り方、痩せ方を振り返っても感情というのは人間の身体を大きく変化させることができるとも言えるのです。
胃腸が弱いという人は悲観的かもしれません。先日お伝えした胃が弱る体質の人という方は感情的には寂しさを抱えていると言われます。そして、大腸や肺の部分を司る感情としては悲しみとも言われているので、胃腸の弱さは悲観的な感情がもたらせているかもしれません。ですが、喜びという反対の感情もまた小腸を司るので、あまりにはしゃぐと小腸の働きが悪くなるのです。私の考えでは交感神経が高いという解釈でいます。
身体が弱くなってくると、恐れというのものが感情を支配していくので、腎に影響をもたらせます。そしてものごとに腰を据えて取り組む事ができない状態になると、人はイライラします。イライラというのもまた怒りの感情と捉えるので、肝臓の働きに問題を起こすようになります。
東洋医学の巡り巡る身体の循環を考えると、バランスというものが大切だと感じる事ができるようになります。もちろん、弱点の克服のためには極端なケアも必要になると思います。日本人は我慢が得意な人種でもありますので、自分の感情を見てみぬふりしてしまう部分があります。これは基本的には腎の弱さといわれています。そもそも一説には日本人は腎臓がちいさいとも言われています。将来に不安をもちやすい国民性ももっても一理あると感じます。私達日本人というのはそもそも水の排泄が下手くそな体質を持っているということも自覚しておく必要があります。
となると、栄養価の高い食事というものに意識を向ける必要があります。身体の水分が多いことで栄養が吸収しづらい点もあるからです。この長い夏は小腸をつかれさせ、胃の疲れも出てきました。必要なことは栄養価の高い食べ物を少しずつ取り入れるという意識ですね。パンや麺類だけで済まさせず、お肉や魚などのタンパク質や緑黄色野菜などで必要なビタミンをしっかり吸収できるように食べ慣れることも必要です。
たまに食べれば血になるわけでもありません。食べ慣れて、臓器が受け入れるように整える必要もあります。まずは身体の毒素の排泄が必要です。そのために私はアロマを推しています。アロマは毒素など油の汚れを流してくれる役割があるからです。
体質のケアなどはまた別の記事で書いて行こうと思います。
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