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手を上げて横断歩道をわたりましょう。

毎月、頭痛治療の研修のために愛知県蒲郡市に行きます。
全国で治療をしている頭痛治療家たちがそこに集まります。
蒲郡駅は海からそう遠くない場所にあり、なんとなく穏やかな雰囲気のするところです。
僕は、その地に立つと元気が湧いてきます。 too-wee!

こんにちは、大阪市で日だまり活動をしている、いくちゃんです。

感動した横断歩道


研修会場はJR蒲郡駅から海に向かって徒歩、10分程度です。
途中でいくつかの交差点を渡ります。その中に信号のない横断歩道がひとつあります。

数年前、初めて研修でここに来た日のことです。
僕は走る車の流れを左右キョロキョロ見ながら、道を渡るチャンスを伺っていました。隙あらばダッシュで渡る。これ、当たり前です。

その時、その横断歩道で驚きの出来事に遭遇しました。
向こうから走ってきた車が横断歩道の手前で、止まったのです。
「え〜〜〜?!」と声がでました。
止まってくれるんや。この人はなんて優しい人なんやろ。
感動して僕は嬉しくなり、軽く会釈をしながらその横断歩道を小走りに渡らせてもらいました。「おおきに〜」

でも、その横断歩道でこの出来事はいつも起こりました。
あの日、僕はたまたま偶然に優しい人と出逢ったわけではなかったのです。

横断歩行者等がいる場合の一時停止等(道路交通法第38条)

車両等は、その進路の前方の横断歩道等を横断し、または横断しようとする歩行者等があるときは、その横断歩道等の前で一時停止し、かつ、その歩行者等の通行を妨げないようにしなければならない。

道路交通法第38条

法律を忘れていました。
これが当たり前やったんや。
「車は止まらない」が大阪人の僕の常識でした、ごめんなさい。

日本は信号機の数が世界一多い。


よその国では、赤信号でも歩行者自身が安全に渡れると判断すれば平気で赤信号を横断してくる国もあるようです。それがその国の常識。
日本人は信号を守るが当たり前ですが、最近は大阪でも赤信号を渡る外国の方をよく見かけます。見ているとヒヤヒヤします。おいおいルール守れよ、ここは日本やで!と思ってしまいます。

国によっては、車は高速道路を速度制限なしでぶっ飛ばして走行します。
でも町なかの運転では交差点の信号が青であっても、いつ飛び出してくるかわからない歩行者がいるので、人に注意を向けてゆっくりと安全に走行するそうです。

でも日本(特に大阪?)の車は、一般道の交差点であっても信号が青なら減速しないで速度超過でぶっ飛ばしている車が多いです。
正直、交差点の近くで信号待ちしているのが怖いくらいです。
これにはきっと外国の方も日本の車に対して「おいおい」と驚いているに違いないでしょう。
もちろんビビりの僕はいつも後ろの方で信号待ちしていますよ。
ちなみにですが信号を守る日本より、人に注意を向けて走行する外国の方が歩行者の事故率が低いらしいです。

どちらの常識が良い悪いではなく、ルールも守りながら人に優しい町がいいなと思いました。

連鎖反応


最近、青信号で横断歩道を渡るときでも「赤信号で止まっていてくれて、ありがとう」と軽く会釈できるように少しなったかな。

そしてもうすぐ、まだ小さな体にはちょっと大きめな真新しいランドセルを背負った、ピカピカの一年生が登下校する季節がやってきます。
純粋な子どもたちの行動に僕たち大人のこころは反応し癒やされます。純粋な子どもたちもまた大人の当たり前な行動に反応してくれます。

「危険な横断歩道」を「安全」に変えた
小学生らの「◯◯の習慣」


当たり前なことを当たり前だと終わらせずに、この動画のような優しさが連鎖してゆく日だまりワールドがいいですね。
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頭痛・偏頭痛・緊張型頭痛の治療を考えている人へ。全国に広がる頭痛治療家の日だまりショット

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