僕は自転車に乗りたいんだ
自転車で通勤
毎日、自転車で治療院まで通勤しています。
今日は快晴で、ポカポカとめちゃくちゃ気持ちが良かったです。
自宅から分院まで約2キロ、自転車でゆっくりと気持ちよく乗って15分くらいです。
分院で午前の治療を終えてから、午後は本院で治療をします。
分院から本院までの移動も自転車です。約7キロ、35分くらいです。
これだけいいお天気で自転車に乗っていたら、気分が良くて鼻歌まじりになってしまいます。
雪〜がとけて
川〜になぁって
流れてゆきます〜
も〜すぐ は〜るですねぇ〜
ちょっと 気取ってみませんか〜♪
「春一番」 キャンディーズ
こんにちは、大阪浪速で日だまり活動をしている、いくちゃんです。
テンション上がる↑↑↑
この気分の良さは自転車やからこそやな?たぶん。
なんぼ、快晴ポカポカ陽気やゆうても、仕事へ行くのに片道で2kmと7kmの距離は、ちょっと気取って歩かれへん。
仕事帰りのこと思うたら歩きは、ムリムリってなってまう。
自転車やったら、楽ちんで便利!
自転車の歴史
自転車は私たちの日常に、とても便利なアイテムです。
自転車の原点は、木馬のおもちゃの前足と後ろ足に車輪を付けたものだったそうです。ハンドルはなくペダルもなくて足で地面を蹴って進んでいました。方向転換は木馬ごと「よいしょっと」
1813年頃、それにハンドルがついて走りながら曲がることができるようになりました。最近のお子さんが自転車の練習を始める頃に見る、アレですね。僕の子どものころはこんなのありませんでした。
そして、ペダルとギア、チェーンで走ることができる、現在の自転車の基本的なカタチになったのが1879年。
ちなみに、初めて蒸気機関車が走ったのが1804年。
発明の順番、いったいどないなってんの??
引用元
便利な道具ですが、それだけじゃない気がする
子供の頃、みんな自転車に乗る練習をしましたよね。何度も転んで、やっと奇跡的にバランスが整って数メーター進み。そして転ばずに走れるようになったあのときの爽快感を思い出せますか?
そして自由に自転車に乗ることができるようになりました。
小学生の頃は子供だけで校区外で遊ぶことは禁止でした。でも高学年にもなると自転車で校区外まで行くこともしばしば。
駆り立てられる冒険心
小学5〜6年生のころ、釣りがブームでした。そう「釣りキチ三平」です。
目に見えない水面下の別世界。そこに人知れず潜む幻の巨大魚や伝説の魚に挑む釣りキチ三平。当時の男子は、このリアリティのある空想と得体の知れない生き物に興奮し、胸をときめかせていました。
僕が住んでいたのは大阪市の最南端、小学校の校区内には大阪市と堺市の境界となる大和川が流れています。しかし、当時(1970年代)の大和川の下流は汚染もひどくて、とても釣りキチ三平の神秘を感じることはできない光景でした。
そんな、小学生の頃のある日
「今度の日曜日、みんなで自転車で大和川の上流に行ってみようやぁ!」
漠然とテンション上がる↑↑↑
日曜日の朝、みんな竿を持って集合。
僕は二本継ぎの竹竿を持ち、みんなはどんな竿を持っていたかはもう思い出せません。きっと、今は竿のことをロッドとか言うんでしょうね。
そして、みんなで大和川の堤防をひたすら上流に向かって出発しました。
目的地は上流。(どこやねん!)
ただただ、上流に向かって自転車のペダルを踏む。
ワクワクする。
ペダルを踏み続ける。
誰かA:「大和川の上流って奈良らしいで」
誰かB:「まじで?すごいやん。奈良とか」
ペダルを踏み続ける。ワクワクは止まらない。
誰かB「もう、そろそろ奈良くらいかな?」
誰かC「どないやろな?わからんわぁ〜」
少し川幅が狭くなってきた、ワクワク。
誰かA:「あの辺で、釣りしょうか」
みんな:「せぇやな〜、そうしょうか」
餌は現地で調達する。土を掘ってぶっとい(太い)ミミズを捕まえて釣り針につける。みんな釣りを始める。
僕たちが知ってる大和川とは全然違う景色の中で釣りをしている。みんなが釣りキチ三平だ。いったい誰が大和川の幻の巨大魚を釣り上げるのか?
みんな「・・・」集中
誰かA「なかなか釣れへんなぁ〜」
誰かB「なんか居てるんかな?ここ?」
誰かC「どないやろ?知らん」
みんな「・・・」
時間が流れた。
ほんの小一時間くらいだろか?
誰かA「もう、そろそろ帰らなあかんのちゃう?」
誰かB「せぇやな〜、帰らなあかんなぁ」
誰かC「ほんまやなぁ」
誰かA「帰ろかぁ?」
みんな「せぇやな〜、帰ろぉ〜」
奈良は遠い
日曜の日が暮れる前、みんな竿を畳んで大和川の堤防をひたすら下流に向かって帰る。目的地は明確だった。自分たちのいつもの場所、学校の校区内。ただただ、下流に向かってペダルを踏む。
もしかしたら、幻の巨大魚を求めた釣りは口実だったのかもわかりません。あの日の僕たちは、子供だけで行ったことのない場所に向かって自転車で走りました。あの日、みんながたどり着いた場所は奈良ではないでしょう。松原市くらい、せいぜい行ってても藤井寺市くらいだと思います。大和川はいくつかの川が合流しているのでもはや大和川とも違う可能性のほうが高いです。大人になった今、あそこが奈良でなかったことは明白だ。
僕は自転車に乗りたいんだ
でも、その場所がどこであったとしてもよかったのです。
あの日、みんなワクワクとテンション上がりました。
僕たちには自転車があったから子供たちだけで計画ができた。
「大和川の上流に潜む幻の巨大魚を釣る」その冒険を実現できた。
自転車があったから。
テンションが上がる自転車というアイテムがあったから行動した。
自転車はそんな道具なのかもしれない。ただ、移動に便利なだけの道具じゃない。きっと、大人になった今でも自転車以外に気分の上がるものや工夫ってあるんじゃないかと思う。
奈良に行くためじゃないけどね。
この自転車、スゴっ!
何万人もの、昔は子供だった人が
テンション上がる↑↑↑
I want to ride my bicycle bicycle bicycle♪
Queen & Adam Lambert Bicycle Race