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「〇〇という考え方」


最近『5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本』を読んだ。


この本は話すことや、書くことに劣等感を感じている人に向けて25のメソッドが散りばめられている。
登場人物も入社3年目の男性がビジネスで話す、伝える、考える、に苦戦していて恩師とのメッセージのやりとり形式で書いてあるのでさくさく読め、かつ実用的で大変お薦めだ。


そのメソッドのひとつに

〇〇という考え方」で仮説を立ててみよう

と書かれている。仮説を立てることで「言葉の戦略化」ができ新しい「切り口」が見えてくるとのこと。

地方ホテルが「わがホテルは“ディズニーランドやUSJのような施設”という考え方をしよう」と呼びかけてあっという間に小さな子どものいる家族で大人気のホテルに変わったという成功例が挙げられていた。


〇〇という考え方」を考えることは凝り固まった自分の狭い視野や思い込みを打破するメソッドだと思った。


私は極端思考でネガティヴな側面ばかり見て、なおかつ自分が正しいと思い込みやすい幼稚な思考の持ち主だ。だからこそこの「〇〇という考え方」を取り入れることで思考のバランスを保ちやすくなるような気がした。


「子育て」に関してこの「〇〇という考え方」を自分なりにあげてみようと思う。

「子育ては最高のライフイベントという考え方」
「子育ては人生の暇つぶしという考え方」
「子育ては自己投資という考え方」 
「子育ては自己満足という考え方」
「子育ては自己成長という考え方」
「子育ては思い出作りという考え方」
「子育ては人生の一大イベントという考え方」
「子育ては社会貢献という考え方」
「子育ては子孫繁栄という考え方」
「子育ては体力づくりという考え方」
「子育ては精神力を鍛えるという考え方」
「子育ては新しい世界を見せてもらえるという考え方」
「子育ては一瞬という考え方」
「子育ては緊張感の連続という考え方」
「子育ては健康であってこそ成り立つという考え方」
「子育ては我慢の連続という考え方」
「子育ては自分を見失うという考え方」
「子育ては自分の時間がなくなるという考え方」
「子育ては制限がたくさんかかるという考え方」
「子育ては終わりがないという考え方」
「子育てはしたくない人はしなくていいという考え方」
「子育ては女の生きがいという考え方」
「子育ては経済的余裕があってこそという考え方」
「子育ては人手があってこそという考え方」
「子育ては愛があれば乗り切れるという考え方」
etc...

今25個ほど列挙してみたがポジティブな意見もネガティヴな意見もあった。私はネガティヴな意見の方ばかりに注目して自分を追い込みがちだけど、こうして「〇〇という考え方」を客観的に書き出すことで少し冷静になることができるし、例えば「子育ては人生の暇つぶしという考え方」を自分の思考に取り入れれば肩の荷が下りる気持ちになる。


自分の偏った見方や思い込みで苦しめられる時はこの「〇〇という考え方」をぜひとも利用して、精神バランスを保っていきたいものだ。


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