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【美術館】コスチュームジュエリー展
ゴールデンウィークは名古屋にお出かけしました。
色々なところへ行きましたが愛知県美術館の「コスチュームジュエリー展」のことを今日は記事にしようと思います。
今まで美術館に何度か足を運んだ事があります。
しかし観たことがあるのは絵画のみでこうして絵画以外の展覧会に行くのは初めてでした。
なぜこの展覧会に行こうと思ったのかといえば答えはとてもシンプルで「ときめいた」からです。
直感に従い前知識ゼロで行きましたが大変満足できました。
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コスチュームジュエリーとは、宝石や貴金属を用いず、ガラスや貝、樹脂など多種多様な素材で制作されるファッションジュエリー。
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100年前にこのような物を作れた技術力に驚きました。
コスチュームジュエリーの歴史は、20世紀初頭にパリのファッションデザイナーであるポール・ポワレが先駆けとなり、その後シャネルやスキャパレッリ、ディオールなど名だたるオートクチュールのデザイナーたちが取り入れたことに始まりました。
やがて需要が高まると、ヨーロッパ各地でコスチュームジュエリーの制作を専門にする工房が生まれ、職人の高度な技術がジュエリーの美しいデザインを支えました。
そして戦後、プレタポルテや大量生産の既製服といったマスプロダクションのファッションが主流となり、より量産体制を確立したアメリカで、コスチュームジュエリーは広く普及します。ヨーロッパとは異なり宝飾文化がなかったアメリカでは大変ユニークなデザインが数多く誕生しました。衣服に加えコスチュームジュエリーの登場によって、各々、より自由にスタイルを選択できるようになった歴史から、ファッションは自己を豊かに表現するため重要な手段であるというメッセージを読み取ることができるでしょう。
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夜会用マスク、ブレスレット“深海”
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細部まで丁寧に作り込まれています。
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花のモチーフネックレス
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コスチュームジュエリーの他にも名だたるデザイナー作のドレスやスーツを拝むこともできて貴重で幸せな空間でしたし、たまにはピシッとフォーマルなお洒落も楽しめるくらいの余裕が欲しくなりました。
美術館に行くと、生きている世界も時間も違っても同じときを感じられるような不思議な体験ができるので今後も知らない世界をたくさん吸収しようと思います。