ずっとギャルになりたかった
ギャルって可愛いですよね。
陽気で裏表なくさっぱりしてて、でも礼儀正しくて可愛げもある、みたいな。
そういう存在になりたいなって小学生くらいの頃には思ってました。
なんてったってギャルは無敵だから。(私調べ)
アンハッピーな出来事も「チョベリバ」(死語)で笑い飛ばしちゃうんだから!
たぶん私は幼い頃から強くなりたい気持ちがあったんです。
それは兄に対するリスペクトからなのか、母を守りたい気持ちからなのかは分からないけれど結局は自分を守りたかったんです。
ギャルという盾で自分を守りたかった。
だけど結局自分の性格や容姿のポテンシャルの現実を見て私はギャルにはなれませんでした。
「私はこっちの路線じゃない」と早々に諦め良い子に大人しく勉強してましたよ。
それでもギャルへの憧れはあったからギャルサーに入ってる子のブログとか前略プロフ(みんな知ってますか?)を見漁って自分の知らない世界を知った気になってました。
時は経ち心のことを学ぶ今、
ギャルになって強くなりたい、という気持ちの裏には
「自分は弱い」ということを認めたくない気持ちがあったんだなと気付きました。
誰だって弱い自分になんて直視したくないし、自分はこんなもんじゃない!って思いますよね。若い頃なら尚更。
でも
「弱い自分でもいい、弱くていい」って思えるかどうかって結構大事なんだなと最近腑に落ちました。
ギャルになったところで強くなった気にはなれたかもしれないけど本質はそれだけじゃ変わらなかっただろうしね。(やってみたかったことをやれなかったという後悔というか青春を取り返したいような気持ちはある)
そんなわけで
ずっとギャルになって強くなりたいと思っていた私が結局弱さを認めない限りは強くなれないと気付いたよ、というお話でした。
でもギャルは可愛い。推し。