結婚記念日に初心を思い出す💍
6回目の結婚記念日を迎えた私たち。
もう6年も経ったのか、と思う。
私より年下の夫のことは若い認識があったがそんな彼もいい大人の年齢になっていることに驚く。
5周年までは毎年記念日をカレンダーに書いてわくわくしていたけれど今年はそれを忘れていて、結婚記念日への意識が薄れていることに自分で気付いた。6年経って、新婚さんからベテラン夫婦になった気でちょっと調子に乗り始めたんだと思う。笑
夫婦としてはよろしくやれているとは思うけれどやはり結婚当時に比べたら塩対応になっている部分がかなりあると自覚している。
結婚生活は暮らしの繰り返しなのだと気付いてからは夢や理想よりも現実を共にするのが夫婦だと私は思っている。
なので今日はまだ浮ついていて初々しかった頃の記憶を思い出して初心に戻ってみようと思う。
入籍した日は今日みたいに秋晴れで心地良い1日だった。天気にも祝福されているような気分で嬉しかったのを覚えている。
夫は半日だけ仕事に出かけ、午後役所で落ち合うことにした。
私はひとり家にいてそわそわする午前中。ちっとも時間が進まない。数時間後には姓が変わることに高揚していた。
バスに乗って役所まで向かっている時の気持ちも景色もありありと思い出せる。とにかく幸せな気持ちだった。
少しの照れ臭さと緊張を感じながら夫と役所で合流。私服じゃなくスーツだったから「ちゃんとしてる感」があってなんかかっこよく見えた。
そして婚姻届を出す前に婚姻届を持った「入籍しました写真」をスマホで撮る。
事務的な手続きをして無事に入籍ができた。役所の人に「おめでとうございます☺️」と言ってもらえるのではないかと思っていたのに、期待していた言葉をもらえなくて少しガッカリした。それくらい脳内お花畑だったということ。
無事に夫婦となってからその勢いで結婚指輪を選びに行った。
そしてホールケーキと夜ご飯の鍋に入れる食材を買って一緒にバスで帰った。
お互いプレゼントも用意していて交換した。
満たされた気持ちでいっぱいだった。
そうだった、そうだった。
書いていて気持ちが潤った。
私にとって夫は大事な人だったんだ。子どもができてからは優先順位が後回しになっていたし、一緒にいるのも当たり前になっていたけれど、あの頃の気持ちを忘れないでいたい。
立派なプレゼントは用意してないしケーキだけだけど、これからもどうぞよろしくねの気持ちを伝えようと思う。