サーカスで異世界体験
先日サーカスを見てきました。中学生の時に1度見たことがあったので私は2回目。
昼間なのに始まる前のテントの中は薄暗くて、その中を外国人スタッフの方が案内してくれました。スタッフはほとんどが外国人で彼らはカタコトの日本語で安っぽく発光するペンライトを販売したりもしていました。
ここは日本のはずなのに、外国人ばかりの場所にやってきて彼らに主導権を握られていることが既に非日常空間で、自分たちが2度と戻れない異世界へ訪れてしまったようなふわふわとした高揚感がありました。
オープニングは綺麗なお姉様方が登場。少し目のやり場に困るくらいセクシーな出たちで笑みを浮かべながら踊る様にメンズたちは正気でいられるのだろうか?とか変なことばかり考えてました。
そのあとにピエロたちも出てきてホッとする私。陽気な雰囲気も出てきて手拍子したり”そうそう、サーカスってこんな感じだった”感が蘇ったのでした。
いざ演目が始まると目が離せなくなり写真も撮るのを忘れるほどでした。
だって【命懸け】だったから。
宙吊りになったり、口から火を吹いたり、球体の中をバイク3台で走り回ったり、空中ブランコしたりと息を呑むパフォーマンスが続きます。見てるこちらが怖くて思わず声が出てしまう。
人を楽しませるだけに危険と隣り合わせのことをしてる様が美しくてかっこよかった、、、。
当の彼らは、余裕そうに軽々とこなしていくのだけどそこにもプロを感じさせられました。これを1日に3公演とかやるのだもの、すごすぎる。でも鍛えてるだけあってお兄さんもお姉さんたちも筋肉が素晴らしくて見入ってしまいました。どうか怪我や事故なく完走してほしいです。
ハラハラする演目の合間にピエロが観客を舞台に招いてひと笑いさせてくれるのも、気持ちの立て直しに良かった。緊張続きだと心臓に悪いですもんね。
サーカス初体験の息子も泣いてしまうかなって心配していましたが、全体を通して楽しめたようで良き思い出となりました。
魅惑的で妖しげな雰囲気から解放された今なお、演者さんのインスタを拝見したり、サーカスでの聞き慣れない音楽が変に耳に残って口ずさんでしまったりな私なのです。
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