さっきのはなし
今日は午前のみの出勤だった。
私の働いているファミレスの料理長(わたしは厨房で働いてる)が
新入社員向けの冊子の撮影をうけるとのことで、(入社○年目の社員の1日〜的な)撮影のひとたちが来る予定になっていた。
致し方ないことに
私は料理長の働き方をよく思っていない。
ほぼ遅刻するし、
遅刻しても態度がとても大きいし、
発注ミスしても決して謝らないし、
新人さんにはきつすぎるし、
決まったポジションにしかつかず、そこ以外はやらない。
とにかく、「なんで」というところが多く。
でもジッと「なんで」を隠して
フォローするところはして
したくないところは見ないふりをして
相手は悪くないと感じる関係を築いてきていたと思う。
そんな料理長の撮影だかなんだかどうでもよかったんだけど
「従業員から見た料理長」
のインタビューを任されてしまったガーーーーン
やんわり○○さんの方が適任ですよと言って断ったけど、昨日、やっぱりお願いしますと言われてしまい、
もう知らん!適当なこと言ってやり過ごせばいい、考えたくない!
と考えることを放棄していたのだけど
いざ、さっき、撮影班の方にマイクをつけられてカメラを向けられ、
「新入社員の方が見るものなので、見た人が自分も料理長を目指したい、尊敬されている料理長像がわかるようなコメントを」
と言われ、色々説明を受けていたら
その声が遠ーーくなってってすごく苦しくなり、
「すみません、すごく正直に言うと料理長を尊敬していないんです。他の方ではダメですか?」
と口にしていた。
リラックスした雰囲気を作ろうとしてくれていたのに
それをぶち壊し、
「あ〜、はい、そうですか、嘘はよくない、ですもんね」とかなんとか、その辺はよく覚えてないけど素直な気持ちを言ってもらって大丈夫ですから
とか言われて、
ここはスゴイと思っている
その部分を、文章にしたら2秒足らずの一文をカメラに収めてもらった。
本当に2秒すぎて、
本当にもういいんですか?
と聞いたけど、もう十分です、と言って去っていかれた。
ごめんて。
ほんとごめんて。
全部が全部嫌なわけではないのだから
そんな主張しなくても嘘のない部分だけサラリと言えばよかったよ。
誰かに
アイツ嫌なやつなんですよ
って言いたかっただけなのかもしれない。
要するに自分の憂さを晴らすためだけに
ああ言ったのかも私は。
これからその本人にインタビューをする人のことも、それを受ける料理長のメンツも考えずに。
うぅごめんなさい。
せっかくの休みの午後を楽しめない。
自業自得。