【シルクホースクラブ】2024年度募集:AIによる馬体評価
はじめに
下記でご紹介しているように、馬体のコンフォメーションデータをもとに、募集馬の馬体分析に取り組んでいます。
また、今まで集めた506頭分のコンフォメーションデータをAIに投入し、勝ち上がり馬を予測するモデルを作成しました。
今回はシルクホースクラブの2024年度募集馬を、この評価モデルを使用して評価してみましたので、結果をご紹介したいと思います。
(出資は自己責任でお願いします)
注意
2024年7月時点でこのAIを使用したモデル作成手法を確立できたとは言い難い状況です。
ある程度確度が高いと思われるモデルが作成できた位ですが、これからも試行錯誤していく予定です。
馬体評価結果
ちなみに予想勝ち上がり率が60%以上でかなり評価が高いグループとなります。
高評価馬
想定勝ち上がり率60%以上の馬を抜粋してご紹介します。
合計で7頭になります。
ウィクトーリアの23:65%
かなりの大型馬になりそうです。
体高に対して体重が高いのも特徴。肥えているのではなく、シッカリ筋肉が詰まっていることを期待。
また、この仔はかなり小顔な部類。
セルキスの23:64%
ほど良い馬格があるものの、前肢後肢ともすらりとした印象。
コンフォメーション観点での特徴があまり見られないバランスの取れた馬。
ローブティサージュの23:70%
今年のシルク募集馬の中で最も高評価の馬でした。お値段も高額。
コンフォメーション観点では、比較的繋ぎが長く、また歩様でも飛節がしっかりと伸びているのが特徴。
ジェイウォークの23:65%
今回取り上げた7頭のうち、唯一の牝馬です。牝馬で60%以上となるのは非常に珍しい。
後肢が結構ムキムキ系。
ロッテンマイヤーの23:64%
前肢も後肢も比較的立ち繋ぎ気味。
後肢が立ち繋ぎ気味だと、前肢の故障率が高まるのが少し懸念です。
アーデルハイトの23:60%
今回取り上げた中では最もお手頃な馬。
取り上げた7頭の中で管囲が最も細い馬ですが、他のコンフォメーションが良かったのか、60%以上と予測されました。
ヴェルザンディの23:67%
新種牡馬のポエティックフレア産駒。 未知数ですが今後の活躍に期待ですね。
この子は特に腰が高いのが特徴。まだまだこれから成長しそうです。
おまけ:2023年度募集
ついでに2023年度募集馬にも同じ評価を実施しましたので、掲載しておきます。(追加募集馬を除く)