「早咲きのくろゆり」体験版レビュー
Steamで10月24日発売予定の百合ゲーム「早咲きのくろゆり」体験版のレビューです。
システム面
タイトル画面はこちら
1番左のAPPから本編開始となります。1番右のEXITの左隣にあるDLCが気になる人も多いはず!
DLCはクラウドファンディング支援者向け特典で配布されるショートシナリオのようなので、残念ながら支援してない方には現時点では関係ない機能ですね。(後日有料販売の可能性はあるようです)
設定画面はこんな感じ
私の環境では画面解像度3840×2160まで対応してました。言語は日本語、中国簡体字、韓国語の3言語に対応しています(音声は日本語のみ)。補助機能設定は後述する謎解き要素の難易度に関わる設定です。
あとはテキスト、音声等のボリューム、操作用のキー設定といった基本的な設定項目が並んでいました。
体験版で描かれている序盤の内容
作中の登場人物は男女ともに可愛いけれど、彼らを取り巻く環境は複雑です。
作品の時代背景
作中の人々は皆体内にマイクロチップを埋め込まれていて、それを使うことが生活の一部になっています。元々は本編の18年前に流行した病気の患者を管理するためのものだったようです。
18年前の流行り病で若年人口が大幅に減少したため、政府が本腰を入れて少子化対策に乗り出しており、そのことも主人公たちの心境に影を落としています。
またブルーレイディスクがレトロと言われていることからも近未来設定であることが伺えます。
主人公の友人関係
仲のいい友達は近江谷 樹、 二色 青の二人。
過去いじめられていた時に助けてくれたこともあって樹は花にとって特別な存在。花は樹に淡い想いを抱いているが自覚はなく、樹が幸せであればいいと考えている。
青は普段落ち着いているがお茶目なとこもあるまとめ役。一見楽しそうな生活を送っているようだが、幼馴染の一色 藍とはわだかまりがある模様。
男の人も出てくるよ!(同級生に2人)
男性含む三角関係があるらしいので好みは分かれそうだけど、私としては百合の尊さを引き出せるのであれば男性いてもOKかな?
現実だって好きだから一緒にいられるわけではないし、初めて好きになった相手が同性だからといって異性を好きになってはならないなんてこともないだろうし。せっかく出すんだから、しっかり物語に関わってほしいなと思います🤔
不穏な雰囲気のまま体験版は終了
主人公たちは卒業前の思い出作りのために奔走しているのですが、その一方で不審者の出没など影を落とす出来事も。その中でも普段通りの日常を過ごそうとしたものの最後にある事実が判明して体験版は終了します。
選択肢ではなく、キーワード入力式の分岐を採用
ノベルゲーだと選択肢を選ぶものが一般的ですが、本作では特定のタイミンでキーワードを入力することでシナリオが分岐します。
設定の”補助機能設定”で難易度を下げればタイミングもキーワードも視覚的にヒントが出るので攻略自体は難しくなさそうです。
本編が楽しみ
個人的には本編のボリュームとかエンドの数どのくらいなのか気になりました。分岐が多いとどう進めていいのか分からなくなるので、ゲーム中にフローチャート参照できるのはポイント高いです😉
不穏な点はあるものの登場人物は魅力的でしたし、知らない声優さんでしたが声も及第点でした。ちょっと残念なのは若干つぶれてる感じの音声が1つあったことですね。
スチルはフカヒレさんの可愛い絵が大画面で見れてテンション上がりました! やはり綺麗なものを見ると心が洗われます😁
将来に不安を感じる主人公がどういった選択をしていくのか、その結果として関係がどう変化していくのか気になるので、ぜひ本編もチェックしたいところです!🙃 10月24日、楽しみにしてます!!