Elio Fiorucciの展示を鑑賞する
先日、行きつけの複合美術館Triennale MilanoでElio Fiorucciの展示を鑑賞した。「Fiorucci」と聞いてピンと来る人、そうではない人がいるとは思うが、2000年代前半に東京近郊住まいで高校生以上だった女性なら、多くの方がその名を耳にしたことがあるのでは、と思う。
今回は、彼の没後約10年へのオマージュの展示のため、勿論れっきとしたファッションでありアートではあるが、かなりポップなため、シマ子としてもいつもの鑑賞記録とは少し趣向を変えて(⁈)、遊びを交えて展開することにしてみた。
①カラフルレンジャーFioruccer
なんとなく全体的にエアロビのコスチュームをお洒落にした感じ、かな。
ちなみに、現在のFiorucciの商品購入のサイトがあったので、参考までに載せておこう。昔と違って値段がミドルブランドにも負けず劣らずになっているから恐ろしい。
②Fiorucci氏の年表
Fiorucci氏が生まれてから活躍するまでの変遷が可愛らしいイラストになって壁に描かれている。
途中の写真を撮っていないので(あまり面白くなかった😅)、織りネームの写真で紛らすシマ子🤫
③世界へ
1974年に、現在もなお若者のショッピングゾーンの1つであるMilanoのVia Torinoに路面店をオープン後、世界の主要都市に次々と店舗を拡大したFiorucci氏。1980年代には遂に日本にも店舗展開がされることになる。当時の写真が展示されていたので載せておこう。
④Fiorucciレストラン
ファッションアイテムに留まらず、レストランの営業も開始したFiorucci氏。メニューもあったのでさっと読んでみたが、虹色のパフェがあるとか、キラキラのジュースがあるとか、小人の似顔絵付きハンバーガーがあるとか、そういう差別化の一品があるわけではなかった。その辺は日本の「かわいい」文化とは全く違うようで、しかし味で勝負するようなラインナップでもなく・・・恐らくそんなに長持ちしなかったのではないか、と推測する🫠
⑤Kawaiiがいっぱい
Fiorucci氏の部屋を再現した空間とその付近の展示物から、独断と偏見で、とてもKawaiiものを集めてみた。
⑥フェティッシュ
ピンヒールを履いた足の甲のカーブにそそられてやまないシマ子の個人的な趣味からのご紹介、特選の「足」コレクション。
⑦Love Therapy
たまたま、若かりし頃自分が持っていたTシャツが展示されていたので、敢えてカテゴリーを作り〆にしてみた🤭私のはピンクの🩷だったけれど、当時はこの朱色と悩んだ記憶アリ。確かあの頃は、Tシャツ一枚、3000円とか3500円だった気がするが、現在はもう全く手が出ない値段に。。
可愛さと色の洪水に圧倒されながらも、ポジティブパワーをもらったシマ子。この展示は3月まで開催されているので、ストレス解消にもう1度か2度、行こうと思っている。