誰かに頼るということと保育園のルール
私は誰かに頼るのが下手だと思う
プライドとかではなく罪悪感をもってしまうから。
ルールを破る事も苦手だ(破っていることもたくさんあると思うけど
細かすぎて説明するのが難しいけど保育園に預けるにあたり本当に細かいルールがある。
体調についての決まりや保育時間の決まりなどたくさんある。
保育時間の決まりについては就労時間+通勤時間になっていて、3歳までの保育園は厳しく厳守だったので勤務地の近い私は自分の時間というのが本当に自転車に乗っている3分間だけだった。
さらにその園は仕事以外の日は基本、預からない方針だったので実にしんどかった。
転園した園では保育時間の決まりはあるがその範囲であれば預けてOKということで本当に助けてもらった。
しかし働く時間数に関しては下限がある。
しかし所得を夫婦で合わせる時(わかりやすくいうと扶養範囲内とか)に給料が超えてしまってもいけない。
例えば同じ仕事をしていて派遣なら給料が倍もらえたとしても家計は成り立たないし、時間数を減らすと退園になってしまう。
転職するにあたりそれも凄く悩んだポイントだった。
それもあり数年間は身動きがとれない、とらなかった状況で今回の職場でのトラブル、私の精神的ダメージが起こりある意味ドクターストップ+家族ストップとなった。
やめる決断をしたのは決定打があったからで、その日の夜には就業規則の30日後の退職を申し出たが実際には半年前から自分の中では準備をすすめていた。
会社のコンプライアンスに連絡した時点で役所や園に相談、連絡をし、あらゆるケースを想定しつつ退園にならないようすすめていた。
診断書についてもいつでも辞めると言い出せるようなのか証拠としてなのか記憶が曖昧だが実際辞める事になる前に手元に用意していた。
労働基準法の管轄にも連絡し、辞める頃には当たり前の法律は以前より守られるようになっていた。
思い返せば偶然ではあるけど決定打があり退職を申し出た日の前日にはパワハラで退職した子の引っ越しを手伝っていたし、その少し前にはハローワークの使い方をわかる範囲で詳しく教えた。
ただのお節介なだけなのかも知れないし、本人は感謝してくれていたと感じたけど、相手のためというよりもどこか自分のためだったんだと思う。
私は人としてやるべきことをやった。
少しでもそう思いたかったんだと思う。
最終出勤日の翌日には新しい職場に出勤していた。
保育園の就労認定も問題はなかったけど役所や保育園に相談していたこともあり、疾病認定でも問題ないと教えてもらった。
それまではなかなか頼る、力を借りることができなかったけど、頼ることで少しでも休むことができ、自分が笑っていられるならハッピーなことなんだと気づかせてもらった。
敵ではなくて仲間だった。
まだまだ肩が凝るくらい気は張ってるし気も使うけど、緊張してるということや、不安に思うことを少しずつ話せるようになったし、今までも感謝してるつもりだったけど罪悪感が減って感謝が増えた。
尖った見方をすればただ自分の先々に常に保険をかけてきただけかも知れないけど、ぐちゃぐちゃだと思っていた時期の中でも動くことができていて、過去の自分のおかげで今の自分があるんだと思う。
間違ってなかったと思える道になるように日々を過ごしたいと思う。
大丈夫、きっといつか晴れるとなんとなく思うし、そういう行動をしていきたい。
今日も一日ありがとう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?