見出し画像

【JCJオンライン講演会】カザフスタンの核被害と日本 講師:小山美砂さん(ジャーナリスト、『「黒い雨」訴訟』<集英社新書>で23年度JCJ賞受賞)10月26日(土)午後2時から4時

■開催趣旨:これまでに73カ国が批准した核兵器禁止条約(TPNW)の第3回締約国会議は、ニューヨークの国連本部で来年3月に開かれる。議長国は中央アジアのカザフスタン(人口約1960万)。旧ソ連による核実験の被害国のカザフスタンは、TPNWの6条と7条に定められた被害者への援助と汚染地域の環境改善など積極的に取り組んでいる。
 これに先立ちTPNW締約国や市民団体代表らが8月に首都アスタナに集まり、被害者援助に関する作業グループ会議を実施した。またICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)が主催した世界の核被害者らが集まった「核被害者フォーラム」も開かれた。

 第3回締約国会議を日本社会でも盛り上げようと新発足した「核禁条約をすすめるヒロシマ・カザフスタン実行委員会」のメンバーでジャーナリスト・小山美砂氏(JCJ会員、『「黒い雨」訴訟』で23年度JCJ賞受賞)らは、9月にカザフスタン入りし、核被害の実態や被害者へのサポート態勢などを取材した。折しも日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)がノールベル平和賞を受賞した。核兵器反対の団体としてICANに続く受賞だ。
小山氏が現地報告と、唯一の戦争被爆国の日本は何ができるかなどを語る。

■講演者プロフィール:小山 美砂(こやま・みさ)
1994年生まれ。2017年に毎日新聞へ入社後、希望した広島支局に配属。被爆者や原発関連訴訟、広島への原爆投下後に降った「黒い雨」を浴びた被害者への取材に取り組む。2022年7月、「黒い雨被爆者」が切り捨てられてきた戦後を記録した初のノンフィクション『「黒い雨」訴訟』(集英社新書)を刊行。同書にて「日本ジャーナリスト会議」が優れたジャーナリズム活動・作品を懸賞する第66回JCJ賞を受賞した。大阪社会部を経て2023年からフリー。広島市在住。女性記者たちでつくる新しいニュースメディア「生活ニュースコモンズ」にも参加中。趣味は焚き火と料理とお酒。

※小山美砂さんnote:https://note.com/s__mallmount/
■zoomにてオンライン 、見逃し視聴用記録動画の配信有り)
■参加費:500円
当オンライン講演会に参加希望の方はPeatix(https://jcjonline1026.peatix.com)で参加費をお支払いください。
(JCJ会員は参加費無料・先着100名の定員となります)
■主催:日本ジャーナリスト会議(JCJ)
 03–6272-9781(月水金の13時から17時まで) https://jcj.gr.jp/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?