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トレードにおいて長期予測をすることの考察

こんにちは。専業トレーダーのkokounohitoと申します。
日経平均先物・OP専門ですので、個別銘柄探しというのは基本やらないので、日経平均のテクニカル分析、トレード法ばかり,独自視点で考えております。

今日は長期予測について。
テクニカル分析の一面は時系列分析なので、私も様々な時間軸で株価変動を振り返ったり、予測したりします。
実利的には恐らく、少し先でいいのでしょうが、ロマンを求めているのか?長期まで考えてしまいます。

仮説としては、株価の変動は時間軸を伸ばすほど大きくなる。
直感としても理解できると思います、1日の変動幅より、1週間の変動幅は大きく、さらに1か月、1年と変動幅は大きくなる。
このことは、将来の株価を予測するうえでの不確実性は、時間軸を伸ばすほど高くなるということ、と考えます。
変動幅をトレード収益の源泉とするならば、時間軸を伸ばすことは、
ハイリスク(不確実性が高い)、ハイリターン(変動=収益が大きい)と理解します。

で、長期予測をする、ということは、上記のハイリスク(不確実性が高い)を減らそうとする試みなんでしょうか?うまくいくと、ローリスク、ハイリターン!という夢の世界!。

ここで、今回の7/11高値(42,427円)から8/5安値(31,156円)までの、大きな下落(下落幅11,271円)を振り返ります。

私のオリジナルのサイクル指標による解析では、
この下げは単純に20日(20D)サイクルとしての下落サイクルと認識できます。

サイクルは5日、10日、20日、50日・・・400日、更には400週とみていますが、20日というのはごく基本的な、個人的には短期から中期指標という認識です。言いたいのは長期では決してないということ!今回の事例は、短期サイクル(いってみればローリスク)、で最大値幅11,271円(特大リターン)ということになります。

一方、これもオリジナルですが予測式という将来株価のガイドラインのような予測法を使っております。
予測ラインは、1-2か月程度の短中期予測ガイドラインとして、よく見てますが、
年単位の長期でも有効という認識でおります。
有効というのは、長期の時間を経て、離れていった株価が再びラインに接近、タッチする!ということです。

今回の下げでは、半年、4年、8年という長期の予測ラインの有効性を確認できました。8/5の安値に至る過程で、8年、4年、半年と表記してある点線の予測ラインに次々とタッチしていったわけです。



こうしてみると、予測ラインは、株価がずっとラインに沿って動くわけでなく、いつ、ライン上に株価が来るかもわからない、不確実性が高いものです。
日経平均が4万円を超えているときに、これらのラインへの帰着を待っていたなら、大きなリターンを得られたことでしょう。ピンポイントでタイミングを予測できればよいのですが、ずっと待っているなら、これは、ハイリスク、ハイリターンということなんでしょう。

以上は結果論ですので、今回の大きな下げの特殊例をもって、長期予測は不要、短期予測で十分!という理解ではないでしょう。

しかし、短期予測で、ヒットを量産し、時々ホームランも!というスタイル、が王道なのかもしれませんね。

そうだとしても、長期予測を行う!これは、やはり、「ロマン」を求めている、ということなのでしょうか!

あとがき
昨日、あること!を思い付き、久々にやや興奮しました。
1年考えて、1つあるような、発見!!のような感覚!
それは、長期予測は不確実性が高い、ということを改めて示すロジックのようなもので(今回のnote内容ではありません)、決して予測精度をあげられるとか、すぐに役立つものではありません。
しかし、新しいロジックのメカニズムというか、根源への関心は収まらず、悶々としています。
そんな自分を少し冷却するために、改めて長期予測を短期予測との対比で見つめなおすために、今回のnoteを書いている次第です。

最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。
コメントいただければ幸いです!!




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