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日経平均の相場観 up date 2024/7/19

日経先物・OP専業トレーダー,kokounohitoと申します。
自分で考え、人との違いに価値を感じ、喜びを感じる。こんなスタイルでやってます。今日はオリジナルと自負するサイクル指標(テクニカル指標)で切り取った相場観について書きます。

テクニカルで相場を見る場合、その見方は用いる指標や切り取る期間によって異なるものでしょう。
最近、同じ指標を用いて過去の様々な期間を切り取ってみてみましたが、
その見え方が大きく異なることを自分なりに発見、再認識しました。
だから、聖杯はないんだ!とも思いました。

今回は、2024年という視点、期間で切り取ってみた相場感について書きます。
いきなりですが、見慣れないグラフを紹介します。オリジナル指標を加工したものです。


紺色点線は日経平均終値の年初からの差です(単位は円)。年初から勢いよく上昇し、4-6月と下落、調整し、また6月下旬から高騰、年初高値を更新した後、直近下落しています。
次に実線が5本あります、これはサイクル指標で、20D~400Dというのは各々対象営業日数を表します。ざっくり、1か月から2年程度の指標です。
実線は、各指標が日経価格変動にどの程度影響を示したかを示しています。
そして、緑の点線は20D~400Dの総和になります。

緑点線は、紺色点線と合致すると完璧ですが、この例ではある程度差がみられますね。

このグラフから、以下のように相場を見ました。
・直近までの日経平均の上げの大半は400Dであります、7-8割でしょうか。
つまり、22/11月ごろから続く長期の上昇トレンドはなお継続し、その影響は24年でも大変大きい。
そうです、400Dはサイクル挙動を示しますが、ここではトレンドというのがふさわしいと思います。
・次に目に付くのは100Dの上昇サイクルの影響、3月高値の貢献は大きいです。
・次に、50D、5-6月にサイクルの底を付けた後の上昇サイクルは6月下旬からの上昇に寄与してます。
・次に、20D、当然短いサイクルになりますが4/下旬からの上げや、6月下旬からの上げに寄与しています。

こんな感じです。
重ねていうと、この寄与がいつも同じなら、それこそ未来の株価はある程度判ることになりますが、先に行ったように切り取り対象によって異なるのが常です。
こうして改めて24年を振り返り、思い返してみると、自分の読み?に対して想定外であったのは100Dサイクルの6月以降の落ち込みが小さかったことです。先行する傾向の50Dの落ち込みと比較しても明らかに弱い。トレード視点としてはこれにつきます。100Dサイクル底で日経平均を買うつもりが、あまりの弱さに見送っているうちに、するすると高値更新まで行ったあたり、誤算でしたね。(というか、今回のグラフ最近できたもので、間に合わんかった!)

いまいま、相場荒れてきましたが、この先どうなるのか?
あくまで、24年のここまでの切り取り方での見方を前提に、先のわかるはずのないところをあえて読んでみると!
はっきり言って、100D以外の指標はみな下落していくようです。
特に20Dが早くて大きく、ついで50D,強かった400Dもそろそろ大天井のような。これに反するのは100D上昇のみです。
いまいま、自分では、
短期で下落、少なくとも20D底打ちまで(いまいま、8/6ごろ予測)
そこから、ゆっくり上げる、100Dの上昇に合わせて、
ですが、50Dの下落度合いと、400Dの落ち込みのペース次第です。
正直判りません。

同じグラフです


ここで自分に言い聞かせるつもりで、
テクニカル分析はあくまで、過去を理解する道具、ぎりぎり今の状況認識まで、決して未来は判らない!
でも、未来を知りたい自分がいる、それを使いたい欲がある!
というところです。
こういう解析、考察は続けていくつもりです。


それから、以前に書いた予測式の最新版は下記のとおりです。
以前の記事は下記です。


赤線が日経平均終値、水色□はSQ値。
予測ラインは、上昇予測と下落予測があり、最新が実践、一つ前が点線。
直近、一つ前の黄色点線上昇予測式をいったん超えましたね。なかなかこのラインはロングランですね。
一つ下のグラフを見てください。23/10から黄色点線に沿った動きといえます。(いつもこうではありません、こういうこともある、ということです)

そして、いま、水色最新下落ラインの下にいる、強い下落状況、まさに今、この先は??早々に水色ラインにたどり着けるのでしょうか?
ラインで見ると、8月SQは、39,660から42,286となってますが、上はさすがに?、でしょうか。39,660で止まるか否か??


マイルールでnoteは1500文字以下としてきましたが、初めてのグラフを載せたのでオーバーしてしまいました。(2000文字程度)

それから、上記はすべて個人的考察ですので、投資は各自の判断でしてくださいね!

最後まで、お付き合いいただきましてありがとうございます。

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