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言葉以上の愛に気づく
父が亡くなって早5年以上が経ち
ようやく心の中のもやがかかった霧の合間から
まるで晴れ間が差してくるかのように
心の中の整理が進んでいる…
父とは生前、言葉が通じないと感じていたが
表情では読みとれることがあった。
特に父が仕事を退職してからは
微笑む表情も見られるようになった。
父も一家の大黒柱として
必要以上に責任感とプレッシャーを
一人で背負っていたのだろう…
しょうがない…
まだ子どもだった私が
父を助けることが出来なかったのは当然のこと…
ただもう少しだけ
心が通う会話が欲しかっただけ…
笑い合えたら良かったと思っただけ…
けれど
今となって思えば
必要以上に責任を背負う生き方って
なかなか出来るものではない…ということ。
そして
今現在こうして私が
夫婦二人で穏やかで幸せな日々をおくれるのも
不器用な父をおおらかに支え
最期まで幸せな気持ちで伴走した
母の姿を見て育ったお陰…。
思春期や青春時代自分は孤独を感じ辛い時もあったが
今は寧ろ自ら孤独を求めて楽しんでいる…
それも一番は夫の存在、そして
今やほとんどお互い連絡していないけど
息子の存在のお陰…
こうして生きていけるのも
その生き様や存在自体で教えてくれた
両親のお陰である…
そして
今まで自分がこうして奇跡的にも生かされている事も
関わる全ての人々のお陰…
直接関わらずとも
間接的にまた陰ながらも
数え切れない沢山の方々に支えられてきた…
今ここに全て愛として受けとめる。
ありがとう。
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