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過去の清算②

昨夜もまた、過去の夢を見た。
関わってきた沢山の子ども達の姿をまるで走馬灯のように想い出した。
なにしろ20年以上も保育士として働いてきたのだから
なかなか想い入れも強かったようだ。 

「子どもたち有難う。さようなら」

一人一人の子どもを抱っこしたときの感覚の違い。
保護者との愛着がしっかりしている子どもは抱っこしているとみぞおちの辺りがゆるゆると暖かい。
そうじゃない子どもは、抱っこをしたときみぞおちの辺りが「キュッ」となり違和感がある感覚だった。

「先生も可愛いよ」
50歳を過ぎたのにも関わらず言ってくれた、私との愛着が強かった男の子…。
反面教師だった父を亡くしたばかりでとても哀しく複雑な心境だったときに、そのことをまるで察するかのように2歳になったばかりのときにその子が言ってくれた…。

「へぇ~先生、何でも知っているように見えてたけど案外そのこと知らなかったんだね…。」
児童センターの児童クラブ担当のとき、折り紙がものすごく上手で手先が器用な小学二年生くらいの男の子が言ってくれた…。
私を尊重しながらも対等な目線で話してくれたことがとても嬉しかった。

「私の面倒を沢山見てくれて有難う」
保育室を卒業した女の子から可愛いイラスト付きの手紙をもらった。とてもやんちゃな女の子だったけど、そんな風に言ってくれるようになったんだ。
こちらこそ有難う。ととても嬉しくなった。

近所の公園で保育室のお散歩中、お母さんと歩いているときに親子共々話しかけてくれた保育室卒園児の女の子。
お母さんと一緒で嬉しそうなニコニコ笑顔がとても印象的だった。

沢山の子どもたちと濃密に触れ合ったり、関わり合ったり…。全ての想い出が心の中に残っている。

有難う。
これからも沢山いろんなことがあるだろうけど、
最後には幸せを感じられていられると嬉しいな。

それだけをいつも願っています🙏


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