今の主治医が最高すぎる話

9月20日追記

私は今、月に一回病院へ通っている。持病のせいだ。
大体、通院してすぐ体調が下降し、通院の一週間くらい前から上昇するのを繰り返しながら病状が変化していく。
ただ、ここ最近の病状は悪い。とても悪い。
どのくらい悪いのかと言うと、庭より先に出ると必ず吐き戻すくらいだ。
いや、盛った。少しずつ薬に慣れてきて、吐き戻さなくはなった。他の色々な症状は出ているけれど。
さて、そんな状態だが、病院にはかからなくてはいけない。
新しい病態を発見されたばかりなのだ。
ずっと自分で何とかしなくてはいけないと思っていた。自分の怠慢が招いた、性格的欠陥なのだと。
初めて、医者から病気を指摘された。
だからだろうか、主治医に対して久しぶりに「言葉にならない症状」を言っても大丈夫と思えた。たぶん陽性転移はしてる。

前の医者はね。笑
人生初めての精神科入院の時も、眼球上転症を上手く伝えられなくて、認識すら出来なくて、助けて助けてーってしたら詐病疑われて笑われた。
いや、ニコニコを心がけてただけかもしれない。けれど、私がお見舞いの対応をしてた時に症状起こして、後から「あの人嫌いなの?」の一言で薬も調整してくれなかった。
因みに縫うような傷を付けてもバンソコ貼って「あとは買ってください売店で」で終わった。
まあ、それは私が悪いけど、生理でもないのにお風呂で血流してて申し訳なかったのを記憶している。
他の医者にしてもそうだ。
私のマインドも良くなかったとは思うが、医者も医者で酷かった。
3錠飲んでた薬が2錠に減った時「50%オフだよ良かったね」と言われた。
薬の副作用で脚を動かさないと居られなくなった時も「そわそわねえ、ははは」で説明も調整もしてくれなかった。
作業所の仲間に、そういう人がゴロゴロいた。

その辺今の主治医は「生きづらい。しっかりしなきゃ。今訓練中です」と言うと、
「それ、病気ですよ。薬出します」だから話が早い。
別に薬を増やされる事を喜んでいる訳じゃない。生きづらさを、ちゃんと肯定してくれる感じがするのだ。
もしかして前の医者共(そう呼びたくないので『なめ狸』と呼んでいる)もやってくれてたのかもしれない。かもしれないけれど、説明能力の高さが違いすぎる。三分の一カットを50%カットと言う狸とは違うわ。
あ、思い出した。
私の方から病状を、言えば言うほど酷い薬の処方の仕方されて、めんどくさい患者ってこうなるんだなーって思い、言うのやめてったんだ。
現状は伝えるよ、自分の意見は言わないよ。察してね。って。

今、診察室の外で今の主治医とエンカウントしちゃったら、麒麟川島さんの漫才終わり並みにガッツリお辞儀したい。
今の主治医もいつ仮面が変わる(私の眼鏡が変わる)のかドキドキではある。
嫌だなあ、嫌いな医者のところに通うの。
試し行動だけはしないようにしようと思い、気を遣いすぎて逆に「面倒くさいわ」と訪問看護の方に笑われたりもしている今日、この頃である。

ところで、この体調不良、新しい薬が効き始めた頃らへんから起こってるんだけど主治医に相談すべきだろうか。
白と黄色のカプセルが恋しい。


追記
やっぱり主治医最高過ぎる。
丁寧にヒアリングして薬かえてくれた!

いいなと思ったら応援しよう!