【兵庫・奈良】普通AT車免許 飛び込み試験合格までの体験談②
こんにちは、とにかく食べたい26歳です。
気がつけば前回の投稿から2ヶ月が経っていました……
早速続きを書いていこうと思います(前回の内容は体験談①へ)。
7.1ヶ月間ぼーーーっと過ごす
クリスマスに受けた初回の仮免技能試験があっけなく終わり、年明けから2月上旬にかけて繁忙期ということもあり、仕事漬けになってしまい、1ヶ月以上車の練習ができていませんでした。2/19が再試験日だったため、その2日前の2/17に日本ドライバー養成所で再度半日コースを受講して2回目の試験に挑みました。
正直ブランクがあるかもしれないと不安な気持ちがありましたが、半日練習を終えて島田先生からも「まだできるときとできないときとでムラがあるけれど、きちんと意識したら全部できてるから合格できる可能性はある」という言葉をいただき、自分自身も1ヶ月間全く乗ってなかったわりには、YouTubeでS字やクランク、右左折の極意などを死ぬほど見てイメージトレーニングはしていたので、自信を持って試験に挑むことができました。
▶ おすすめのYouTubeチャンネル:関西YouTube学院
(このチャンネルが個人的には一番わかりやすかったです!)
8.大雨ワイパー事件で大泣き
有給休暇を取って、明石市運転免許試験場へ!2回目以降は車両使用料に加えて事務手数料もかかるので、4350円を窓口で支払いました。
この日は生憎の雨でした。今まで雨の中車を運転したことがなくて、正直走る前からオワッタと思いました。ワイパーの付け方も知らないし、試験中ってワイパー付けて良いのか(当然良い)など、自分でもよく分からないくらい緊張して混乱してました。
そんな状態で、今回も普通AT車は受験者が4人、私は2番目でした。
今回のコースは1番だったので、全部覚えているコースでしたが、なんせもう大雨、ワイパー、大雨、ワイパー……が頭の中で永遠とぐるぐる回っていて、コースどころじゃありませんでした。
結局、発進してからワイパーを付けようとしたのですが、全然動かない。事前に教えて貰ったようにやってるのに、ライトがつくだけでどんどんフロントガラスに雨粒が溜まっていきました。もうどうしたら良いか分からなくて頭が真っ白でした……
とりあえず最初は指定速度50km/hなので、見えなくてもいいやと腹をくくって走りましたが、まじで目の前が見えませんでした。よく無理やり走ったなと思います。指定速度は無事終えたので、そのタイミングで最後にもう一度ワイパーに挑戦したのですが、お次は高速ワイパーが起動。あかんそんなに降ってないのになにこれもうほんま訳分からんアアアアアアアアとなっていたら、試験官がブレーキを踏んで、車は停止。
しけんかん 「何で踏んだか分かる?」
しん 「……」
「全くわからないです。」
しけんかん 「周りなんか見えてない?」
しん 「いや、なにも見えないです、なにかありますか?」
しけんかん 「一時停止の看板あるよね… 見えてなかったでしょ」
しん 「?」
高速ワイパーの間からうっすら一時停止の看板が見えました。
本当に微塵も気付かなくて、何とも言えない気持ちのまま発着点に戻りました。
しけんかん 「ワイパーに気取られすぎやったよ」
しん 「ハハハ…」
いやもう図星すぎて、自分なりに練習した成果をなにも出せずに、1番簡単な停止線前でただ止まるだけの一時停止に気付かずに終了とか。もう、絶望しかなかったです。30分くらい待合室で放心状態になりながら、次の日程を予約をする気になれず自宅に帰りました。
9.諦めモード、絶対むりや
この日、飛び込みで新規で免許を取るなんかもう絶対に無理な気がしてひっさしぶりに大泣きしてしまいました。飛び込み特有の、合格できるまでが長い上に、途中でやめるにやめられないという呪縛があって、今更自動車学校に通ってもすでに払ったお金がむだになるし、結局この数ヶ月が無意味になってしまうし、何とも言えない気持ちになって、免許いる?というそもそも論にまで陥りました。それと大雨ぐらいで頭が真っ白になるような状態で合格はまず無理だと心の中で悟ってしまい、飛び込み奮闘記はこれにて完や、やめやめー!とまで思ってしまい、本当に1ヶ月くらい免許を取る気が起こらず、またぼーーーっとしていました。
10.ひたすらネットで情報収集
2月から3月にかけて、やる気を失いながらも、同じような境遇の人がいないか、いくらコースを覚えないといけないとはいえ、土日などに場内を走らせてもらうことってできないのか?1度でも完走させてもらえれば、コース全体を把握できて緊張することもないのに、などと悶々と考えていました。
どの県でも場内の試験場のつくりや構成は大きく変わらないはずだと考え、まずは場慣れをするためにも県内外と問わずそういった場所がないか、「兵庫 仮免 場内練習」「関西 場内練習」「関西 仮免 貸しコース」など、とりあえずいろんな検索ワードを入れてネットで調べまくりました。
そうすると、兵庫以外の県では実際の試験場コースを練習をさせてもらえるということが分かり、土日にも実施しているところが数カ所見つかりました。もう本当に感動しました。以下に紹介します。
①京都自動車練習場:https://www.kyoto-renshujo.jp/
京都府運転免許試験場に隣接。車種は普通⾞、準中型⾞、中型⾞、⼤型⾞、けん引⾞、⼤型特殊⾞の練習ができ、元々試験官をされていた方が指導員としてマンツーマンで指導してくれます。料金は1回50分8,000~9,000円で、毎月第2・第4土曜日は、実際の技能試験と同じコースで練習することが可能です。(Webで事前登録または電話での予約が必要)
②門真運転免許試験場:https://www.osaka-ankyo.jp/kadoma.html
大阪府門真運転免許試験場では毎週土曜日(年末年始等は除く)の午前9時30分から午後4時30分まで技能試験コースの一般開放をしています。実際の技能試験コースで練習ができ、料金は最安値の1回(50分)3,000円!
その代わり、練習用の自動車は自身で用意する必要があり、助手席に「普通免許取得後3年以上の者」を同乗させることが条件です。試験官が一緒に乗って指導してくれる訳ではないので、価格はかなり抑えられていますが、アドバイスなどが欲しい場合は不向きかもしれません。電話(06-6909-8040)での完全予約制。
③和歌山県運転免許第一試験場(和歌山市西1番地)
和歌山県運転免許第二試験場(田辺市中万呂50番地)
和歌山県も毎月第2・第4土曜日(年末年始を除く)において運転免許試験場のコース解放行っています。大阪府同様に、持ち込み車両と「普通免許取得後3年以上の者」の同乗が条件ですが、料金は最安値の1回(50分)3,000円です。
④奈良県運転免許センター(橿原市葛本町120番地の3)
奈良県も毎月第3日曜日以外の日曜日(12月第3日曜から1月第3日曜までとお盆期間などを除く)において、和歌山県と同様に実際の試験コースを解放しています。昔指導員だった方が同乗し、実施の試験車に乗って、試験のポイントやよく減点される項目などをアドバンスしてもらいながら練習ができます。料金は、1回(50分)6,600円です。
他府県とは異なり、持ち込み車での練習は不可。1か月前からの事前予約制です。関西圏で、実際の試験車に指導員と一緒に乗って直接アドバイスが受けられるというのは京都府と奈良県だけだと思います。
11. 復活!「兵庫県ではなく、他府県で受けよう」
調べた結果、兵庫県は場内の試験コースが10パターン近くあることに加え、場内での練習ができる機会もゼロ。
あまり運転にも自信がなく、コースを10こも覚えられるかどうかも不安な私は、「いっそのこと、兵庫以外で受けよう」と決意しました。
※ちなみに各都道府県の場内コースの特徴や減点箇所や各コースのルート図などは以下の“飛込一発免許塾”サイトにすべて事細かく掲載されています。有料箇所もありますが、控えめに言って、神サイトです。ぜひ受ける都道府県を確認するのをオススメします!
ところで、「そんな受験する県をころっと変えられるの?」と思ったかもしれませんが、私の場合はタイミングよく4月から奈良県の実家に、一人暮らしをやめて引っ越そうと思っていたところでした。(兵庫県で飛び込み試験に受かる自信がなかったので奈良に逃げたかったのも一因)
12.引っ越し完了。リスタート!
3月末で西宮市の家を引き払って、奈良県にかえりました。
日曜日の場内練習を予約し、気合十分。
「奈良で受けるんやったら、可能性あるかも……」
そういった思いを抱き、ついに仮免場内試験合格に向けて、しんさん再起!!!続きは体験談③へ。
to be continued……