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【兵庫・奈良】普通AT車免許 飛び込み試験合格までの体験談①

こんにちは、とにかく食べたい26歳です。

今日は、周りから「絶対むりやろ」「もう教習所いけよ(笑)」と言われる中、途中であきらめが効かなくなり、どうにかするしかなくなった私の車の免許が取れるまでの話です。
学生の時から定価より半額が好きだし、1000円でできることを10000円払ってしたくない精神が、本当にすごかったと思います……(現在進行形)

30万弱かかる教習費用を、合宿免許ではなく結果的には13万で済ませることができた私の体験談を記したいと思います。


1.10万円で済むことを25万円以上払ってしたくない


そもそも車の免許を取ることに全く興味がなかったのですが、昨年両親も定年退職し、この先2人とも元気じゃなくなったらいつかは私が車を運転できるようにしないとな~と漠然と考えるようになりました。

そんな中、社会人2年目が終わり、ひとまずの目標にしていた貯金200万に到達。ご褒美に大きな金額の買い物をしてもいいかもと思っていたときに、大学時代から無縁だった“自動車免許取得”が頭に浮かびました。

「仕事でも運転できる方が出張のときに楽なこともあるし、免許取ろう!」

そう思って、さっそく自動車学校をどこにするか検索…

“スタンダードプラン 学生割 265,375円(税抜 241,250円)”
“島根県 合宿免許 189,800円~”

「いや高!なんで免許取るのに確定で20万円もとられなあかんねん!」
「田舎の交通量少ない土地で練習して運転技術身につくんかよ!」

と、いちゃもんしか出てきませんでした。私自身まとまったお金がない訳ではなかったのですが、同じ30万近くを払うならブランド物のカバンを買いたいし、痩身エステだって行きたいし、なんなら中古の車買えるやん……と思ってしまい、やる気0に。
でも決めたことなので、放棄するわけにもいかず、「こうなったら兵庫県で最安値の教習所見つけたんねん」と思い、ネットでとにかく調べまくりました。

私の理想としては、

  • 学科試験は(仮免・本免ともに)自分で勉強して受験したい(通学もオンライン受講も避けたい)

  • まとまった時間をとれないので、合宿は現実的にむり

  • 都度払いで運転練習だけできる教習所がいい

  • 15万以下で済ませたい

この4つすべてを叶えられる教習所や自動車学校は……
もちろん、なかったです(笑)

しかし調べている内に、“飛び込み試験だったら下手したら5~10万円くらいで免許が取れる”といった情報をたくさん目にするようになり、私の中で教習所に行かずに飛び込みで免許を取ろう!という気持ちが芽生えました。


2.兵庫県・三田にある都度払いの教習所を見つける


当時(2023年秋)は、西宮市で一人暮らしをしていたので、兵庫県にある教習所に絞って検索をしていました。
「兵庫県 飛び込み」「兵庫県 技能練習のみ」など、色々調べていく内に、ある教習所を見つけました。

日本ドライバー養成所

(大阪・兵庫一発飛び込み普通免許 明石・門真・光明池試験場)

Googleの口コミもすべて評価が良く、HPでもブログが定期的に更新されたおり、教習の腕のいい“島田先生”という方がとても人気なようでした。
日本ドライバー養成所の特徴としては、①安い②早い③土日・夜間も教習可④学科試験はテキストなどで自学自習で⑤技能教習の料金は都度払い⑤半日教習と1日教習が選択できるという点でした。(詳しくはHPを見てください)

「キタ、きた、来たー!!!!!!」

ずきゅんしんさん

正に自分が探していたものでした。ここならもしかしたら10万円以内で免許が取れてもおかしくない、そのように思いました。私の免許取得に対するやる気も、ぶちアゲ⤴ 早速学科試験の勉強を始めました。
詰め込み型の勉強は後々痛い目をみるかなと思い、2か月くらいかけてゆったりと勉強しました。2023年12月13日に明石運転免許試験場にて仮免学科試験を受験し、100点満点で合格、ほかにも多くの人が100点を取っていましたが、なんか嬉しかったです。
合格すると、次は仮免技能試験になるので、試験場で試験日を予約する必要があります。職員の方がきちんと誘導してくれるので、窓口で希望の日時を予約してその日は帰宅しました。


3.飛び込みで免許取得する流れ


  1. 自力で勉強・運転練習

  2. 仮免学科試験 ★★☆☆☆

  3. 仮免技能試験 ★★★★★

  4. 運転免許を3年以上持っている人と5日以上の路上練習 

  5. 本免学科試験 ★★☆☆☆

  6. 本免技能試験 ★★★☆☆


仮免学科試験を終えて、いよいよ仮免技能試験ですが、ここで飛び込み試験について簡単に説明すると、以上のような流れになります。★は目安として、私の体感での難易度を表しています。
飛び込みの場合は、教習所や自動車学校に通う場合と試験の順番などが大きく異なります。基本的には筆記テストに合格してから、実技の運転テストという順番なので、まずは問題集を買ったり、ネットやスマホアプリを使いながら、よく出る学科試験の問題をマスターする必要があります。

最初の仮免学科試験は、2点×50問の○×式なので、きちんと対策をすれば合格点の90点以上はすんなりと取れると思います。一方で、本免学科試験では最後に5問だけ危険予測といったイラスト付きの問題が増えます。
仮免学科試験ではイラスト問題などはありませんが、個人的には標識や道路標示など、まだ車を運転したことがない人からすると、見慣れないものが多く、よく似ているけれど全く違う意味を表すものに簡単に引っかかってしまうため、入念に対策しました。全体的に学科試験は、きちんと知識をつけて注意して解くとそこまで難易度は高くないはずです。

おすすめのサイトをいくつか貼っておきます。

問題集を使うのもありですが、最近はネットで無料のものがたくさんあるので、繰り返してやるだけでも十分合格が狙えると思います。


4.初めて車に乗る。めっちゃ怖い。そして運転が下手すぎる。

教習開始5分の元気なしんさん

学科試験をクリアし、次の段階である技能試験に向けて、2.で紹介した日本ドライバー養成所に電話をし、まずは半日コース(50分×4時限)・22,000円(税込)を1回予約しました。

教習場所は、三田にあるため遠いと感じる人もいるかもしれませんが、無料送迎があるので、交通費もほとんどかかりません。またHPには、三田のドライブトレーニングセンター、大阪校、西宮校と記載がありますが、三田以外は実質事務所のようなもので、練習場所は三田だけだと思います。私は当時甲子園に住んでいたので、阪神西宮駅付近から練習場まで何度か送迎してもらいました。

JR新三田駅から車で20分ほどのところにある、小さな教習所でした。S字やクランク、障害物など実際の仮免技能試験での場内コースをイメージしたコース設計で、指導員は口コミで評判の良い島田先生と後1人いらっしゃるようでした。

仮免技能試験の日を12月25日に予約していた私は、前日の12月24日のクリスマスイブの日に1回目の運転練習をしました。その日は私しかおらず、教習時間は、午後スタートの半日コースということで14:30~17:50までの200分でした(実際は島田先生が神のように優しく、厳しくも、辛抱強く見てくれたので、19:30過ぎまで追加料金なしで教習してくれて、感謝しかないです)。


飛び込み試験の極意やコツ、明石の試験場の10パターンもある場内コースの簡単な説明など、島田先生にみっちりと指導してもらいました。今思い返すと、初めて乗る車への恐怖心もありましたが、半日運転してみた後でも、自分の運転技術が未熟すぎて、運転の難しさや飛び込みの場合はコースを全部覚えないと合格はできないことを知り、内心しくったなー!と思いました。
私はぶっちゃけ半日なんかでは基本的な車体感覚すら掴めなくて、疲労感が半端なかったです……
明日の技能試験は絶対にパスできないだろうとは分かっていましたが、コースを覚える必要があると知り、島田先生にも「場慣れの意味も込めて、多分合格はまだ無理だけど、1回受けてきてみてもいいと思う」と言われたので、受験日を変えずにノリで受験することにしました。


5.速度60km/h超+クランクでゴツンと当たって即終了


仮免技能試験受験当日。特にプレッシャーもなく、完走するのが大体15分と言われる場内コースを初めて走りました。
この日は4番のコースでした。もちろんコースも覚えておらず、運転技術も0に近いので、とりあえず事故らない程度に走ろうと思い、挑みました。

まずは指示速度50km/hを維持する外周からでしたが、前日の練習で30km/hを出すのも怖かったので、多分超えることはないだろうと思い、アクセルを踏み込むと、

「しんさん、60㎞/h超えてるよ~」

ハッ!!!!!!!!?と思ってメーターを見るとガンガン62km/hで走行中。マジでなんでそんなスピードが出てるのかも謎でしたが、とりあえず減速して引き続き走行。開始5分後にクランクコースへ進入。細長い黄色のポールがたくさんあって、ハンドルを切るタイミングは島田先生にも教わったので自信がありましたが、車体感覚がごみすぎてあっけなく衝突。危険行為になるので即試験終了。5分しか走ってないのに……
でも1回目は試験料たったの1450円、安いから別に大したことないと思いながら、降車後にワンポイントアドバイスをいただきましたが、「指定速度守ってね~スピード違反やからね~」以外、走ってすらないので、試験官の方も言えることがなかったと思います。

その日は私以外にも受験者は5人くらいいましたが、誰一人合格していなくて、飛び込み試験のレベルの高さを目の当たりにしました。採点基準の厳しさは分かってはいたので、気合を入れるには良かったと思い、後日また島田先生と半日コースの教習を2回行いました。


6.いよいよ自信を持って2回目の仮免技能試験へ!

いよいよ2回目の挑戦、燃え滾るしんさんの体験談は②へ続きます。

やる気に満ち溢れたしんさん

to be continued……


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