産むか産まないか②

産むか産まないか。悩んでいた気持ちが少し落ち着いてきた。

色んな もしも と 産む理由 をぐるぐる考えた。

自分の遺伝子を残したいとか、
パートナーとの間に子供を授かりたいとか、
親や祖父母が喜ぶからとか、
いたほうが人生に彩りがとか、
人として成長できるんじゃとか、
子供を持つ人と仲間意識みたいなものを共有できるんじゃとか、

沢山考えた。
今振り返ると、よくこんなに考える暇があるな…と思うほど笑

でも、どれもやっぱり、子供を産む決断に至る理由にはなりえなかった。
多分、こういうのは自然と心と体が 産みたい と思うもので、
頭でぐるぐる考えるものとは、別のベクトルなんじゃないかと思う。

自分はアラサーで、パートナーは34になる。
仮に産みたいとなったときに、時間の猶予はそんなに残されてない。
後悔先に立たず になるかもしれない。

でも、先のことは先のことで、
今どうこうできるものじゃない。

一旦、保留。
将来産みたいとなって間に合えば産む。
間に合わなかったら産まない人生受け入れる。

それでいいんだと今素直に思える。

正直こんなに早く、落ち着くと思わなかった。
産むか産まないか⑩くらいまで書き続けると思った。

一旦は悩むのをやめるけど、
また悩むときがくるかもしれない。

それでも、今の気持ちになんの嘘もなく、
今は産まない!と思える。

周りからさりげなく(この人は子供を持たないのかな…?)と探りをいれられたり、気にされたりすることもあって、
少しのモヤモヤが残る。

でも幸い、絶対産んだほうがいいよ!とか、
価値観を押し付けてくる人や、デリカシーのないことを言ってくる人もいない。
ありがたいな とまでへりくだる必要もないけど、ラッキー サンキュー って気持ち。

子育て大変、子供かわいいトークにどうやっても混じれない、分かち合える立場にない、少しの疎外感みたいなものも感じる。

でも、寂しさを埋めるために、周囲とのコミュニケーションのために子どもを産むなんて、絶対違う。さすがに私でもそれははっきり分かる。子どもという存在に失礼すぎる。

どうやってもすべてがプラスにはならない。
プラスとマイナスがセットでやってくるのが、何かを決断することなんだと思う。

性別やジェンダー問わず、産むか産まないか、子どもを持つか持たないか、悩んでる人がいたら、
なんかもう抱きしめたい。
分かるよって。自分とは別の選択をした人でも、難しい問題とよく向き合ったよねって、言いたい。
自分の気持ちの整理のために書いたnoteだけど、あわよくば誰かの気持ちが少し楽になってたら、いいな。
もしそうなってたら、こんなに嬉しいことってないよね。




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