今日の宿題(060824)
【宿題】
緩やかさ、いい加減さについて
【答え】
お話を聞いてすぐに浮かんだ言葉は「調和」。日本人が日々の人間関係で無意識に目指しているものだと思う。「空気が読めない」という言葉もあるように、調和を乱す者はNGなのが日本なのだろう。だから、ほどほどにいい加減な空気に身を置くと、居心地がよいと感じるのかもしれない。
カウンセリングという欧米式の契約関係は日本人には馴染みにくいというお話があった。カウンセリングは、明確な問題や目的を持っている人が受けると、より効果を発するのかなと思う。しかし、私たちは日本に住んでいる。カウンセリングで話した理想と、目の前の現実との折り合いをつけるのに苦しむことがあるのではないか。例えば、引越したり転職したりなど、現実を変えることができる人は、カウンセリングの効果をどんどん感じられるのかもしれない。
しかし、なかなかそうは行かないのが世の常。なんとか折り合いをつけるための手段として、緩やかさやいい加減だを、私たちは持っているのだろう。