地べたのオニギリと優しいおじいさん
先ほど、帰宅の途中、コンビニに立ち寄った。
お店に入ると、床にオニギリが落ちていた。
店員さんは、たぶん気付いていない。
レジに並ぶお客さんは、拾わない。
このままだと、誰かに踏まれてしまっても災難である。
私は、まだオニギリが誰にも踏まれていないことをサッと確認し、それを食品棚に戻した。
私の後から、1人のおじいさんがお店に入ってきた。
おじいさんは、私が無造作に食品棚に置いたオニギリを手に取り、ほかのオニギリ仲間たちの元へと戻した。
や、、、優しい。。。
(完)