「就活で勝つ!戦略的自己PRの作り方!」
こんにちは就サポです!
本日はある企業の採用戦略について面白い記事を見つけたので解説しようと思いましたが、昨日投稿した記事に深掘り依頼がありましたので、そちらへのアンサーを優先することにしました。
就サポでは、学生の就活成功を目指すサポートはもちろん、「なぜ就活をするのか」という根本的な部分にも耳を傾け、一緒に歩むことを信条としています。時には厳しいことも伝えながら、多くの学生と向き合ってきました。
自己PR作成に苦戦する就活生の80%
どの学生でもぶつかりがちなのが「自己PR」です。就活生の80%以上が自己PRの作成に苦戦しており、主な理由として以下のような声が挙がります:
「何を自慢すればいいかわからない。」
「他の人と同じように見えてしまう。」
最終的にAI(例えばChatGPT)に任せて、機械的な文章になってしまう。
こうした悩みを抱えた学生が多く見受けられ、非常にもったいないと感じています。
「戦略的自己PR」のコツを伝授
そこで今回は、就サポが意識している「戦略的自己PR」の作成方法について一部を伝授します。これは完全版ではありませんが、自己PRに自信を持ちたい方はぜひ参考にしてみてください!さらに詳しいサポートをご希望の方は、パーソナルコンサルをご提供していますので、お気軽にお問い合わせください。
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1. 企業が定める「ペルソナ」を理解する
ーーペルソナ理解のための情報収集方法ーー
(1) 企業の採用ページ・パンフレットを読み込む
企業の公式サイトや採用ページには、「求める人物像」「採用メッセージ」「企業理念」など、求める人物像に関する情報が記載されています。特に以下のポイントを押さえると、企業が重視する価値観やスキルが明確になります。
求める人物像のキーワード
採用ページには、企業が理想とする人材像が表現されています。たとえば、「挑戦する姿勢」「柔軟な対応力」「グローバル視点」などのキーワードが記載されている場合、それらのスキルや姿勢を持った人材が求められていると判断できます。企業理念・ビジョン
企業理念やビジョンは、会社が目指す方向性を示しており、それを実現するための人材が必要とされます。企業が掲げる目標と自分の強みが重なるポイントがあれば、自己PRに盛り込むことで、企業の目指す姿勢と合致する印象を与えることができます。社員インタビュー
採用ページに掲載されている社員インタビューでは、企業で働く人々の価値観や仕事への姿勢が語られています。特に、若手社員や中途採用者のインタビューは、新入社員にも期待される資質や仕事観が反映されていることが多いため、企業が求める「人物像」を探る上で非常に有益です。
(2) 就活サイト・インターンシップ情報の活用
就活サイトやインターンシップ情報も、企業の求めるペルソナを理解する上で有効な手段です。
就活サイトの企業レビューや過去の選考内容
就活サイトには、過去の内定者のエピソードや、企業の選考内容に関する情報が掲載されています。過去の内定者がどんなスキルを評価されたかや、選考プロセスでどんな質問をされたかを調べることで、企業が特に重視しているスキルや価値観を理解する手助けになります。インターンシッププログラムの内容
企業が提供するインターンシップには、実際にどのような仕事やプロジェクトに取り組むかが紹介されています。このプログラム内容を見れば、企業が新卒に求めるスキルセットや対応力、価値観が明らかになることが多いです。特にインターン経験者の感想を参考にすることで、企業のペルソナに対する理解がより具体的になります。
(3) OB・OG訪問や企業セミナーに参加
実際にその企業で働く方々と話す機会を設けることも、ペルソナ理解に役立ちます。OB・OG訪問や企業セミナーに参加することで、企業の風土や求める人物像について深い洞察を得ることができます。
OB・OG訪問での質問例
OB・OG訪問では、「会社で求められる能力や姿勢について」や「企業が大切にしている価値観」を尋ねることで、実際に働く中で求められる資質を具体的に把握できます。例えば、「どのような人物が活躍していますか?」「入社後、どんなスキルが役立ちましたか?」といった質問を通して、企業のペルソナを掴むことができます。企業セミナーでの採用担当者の話
企業セミナーでは、採用担当者が語る言葉にも注目しましょう。採用担当者の話には、理想とする人材に関するヒントが多く含まれていることがあります。「困難な状況にどう向き合うか」「挑戦を続ける姿勢」など、企業が重視する行動や価値観に関する表現があれば、それが求める人物像の一部である可能性が高いです。
ーーペルソナ理解のためのポイントーー
情報収集を通じて得られる企業のペルソナは、単なるスキルや経験ではなく、企業が大切にする価値観や目指す方向性を反映しています。以下の点を押さえておくと、企業に「自分もこの価値観を大切にしている」と伝えやすくなります。
キーワードの整理
情報収集を進める中で見えてきた「求める人物像」に関するキーワード(例:挑戦、柔軟性、協調性など)をリスト化します。自己PRの構築時にこのキーワードに沿ったエピソードを選ぶと、企業の期待に合う自己PRが作りやすくなります。企業文化の理解と自分の価値観の重なり
情報収集の中で、企業文化や働く上での価値観が自分の考えや姿勢と重なるポイントを見つけます。例えば「チームでの協力が重要視されている企業」であれば、協力し合いながら成果を出した経験を盛り込むと、企業が求める人物像と一致する自己PRが可能になります。求める人物像を自分に投影する
最後に、企業のペルソナを踏まえ、自分がその人物像にどうフィットするかを意識しましょう。企業の求める要素を理解した上で、自分の強みや経験がその要素とどのようにマッチするかを考えると、自己PRが一貫性を持って伝わりやすくなります。
志望する企業のペルソナをインプットし、戦略的に戦う事をおすすめします。また、そうする事で、「内定取得」に、ガクンと近づきます!!
2. 自己分析で自分の強みを引き出す
自己分析は、自分がどのような価値を持つ人材かを知り、企業の求める人物像(ペルソナ)にどうマッチするかを明確にするための重要なステップです。自己分析をしっかり行うことで、自己PRの際に企業に伝えるべき強みが見えてきます。以下の流れに沿って自己分析を進めていきましょう。
ーーステップ1:自分の経験をリストアップするーー
まずは、自分の過去の経験を広く洗い出すところから始めます。経験のリストアップによって、自分がどのような場面でどのような行動を取ったかが見えてきます。以下のような項目を参考に、経験を思い出して書き出しましょう。
学業や課外活動:ゼミや研究活動、サークル活動、クラブ活動などでの役割や成果。
アルバイトやインターンシップ:どんな仕事をしたか、そこで得た経験や成果。
ボランティア活動や地域活動:どんな役割を担い、どのような貢献をしたか。
個人的な挑戦:海外旅行や自己学習、趣味などでの挑戦や成長エピソード。
ーーステップ2:各経験から自分の行動特性を分析するーー
リストアップした経験から、自分がどのような行動特性を持っているのかを分析します。ここで注目するのは、どのように考えて行動し、どのような結果を得たかです。この分析を通して、自分の強みや行動パターンが浮かび上がってきます。
行動特性の例:
リーダーシップ:他人をまとめ、指導することが得意であった。
柔軟性:予期せぬ事態に臨機応変に対応した。
協調性:チームワークを重視し、他のメンバーと調和して行動した。
問題解決力:課題に直面した際に、効率的な方法を見つけて解決した。
ーーステップ3:自己の「強み」を明確にするーー
リストアップした経験や行動特性の分析から、自分の強みを特定します。この強みは、他の人にはない自分の「価値」となり、自己PRの核となります。強みはできるだけ具体的な表現で言語化し、「自分がどのようにその強みを活かしたか」を具体的に考えましょう。
強みの表現例:
コミュニケーション力:「相手の立場を考え、分かりやすく説明する力」
粘り強さ:「困難な状況においても最後まで諦めずに行動する力」
分析力:「データをもとに課題を特定し、解決に向けたアプローチを考える力」
ーーステップ4:強みを証明するエピソードを選ぶーー
企業に自己PRとして伝える際には、強みを裏付けるエピソードを具体的に話すと説得力が増します。このエピソードは、自己PRを印象的にするために非常に重要です。エピソード選びでは、以下のポイントを意識しましょう。
数値や成果を含める:自分の行動によってどのような成果が出たのか、できるだけ具体的な数値や事実を交えることで、面接官にリアルな成果を伝えられます。
課題と解決方法:エピソードには、自分が直面した課題とそれに対する解決方法を入れると効果的です。
学びや成長:その経験を通して自分がどのように成長したかを述べると、強みがより一層引き立ちます。
ーーステップ5:強みを自己PRとしてまとめるーー
最後に、特定した強みとエピソードをもとに、自己PRをまとめます。自己PRの文章は以下のように組み立てるとわかりやすくなります。
冒頭で強みを一言で伝える
「私の強みは粘り強さです」など、冒頭でシンプルに強みを宣言します。強みを発揮したエピソード
強みが発揮された具体的な経験をエピソードとして簡潔に語ります。成果や成長を示す
行動がもたらした結果や、自分が学んだこと・成長したことを伝えます。企業での活かし方を示す
最後に、企業でその強みをどのように活かせるかを述べることで、面接官に貢献イメージを与えます。
自己PR例:
「私の強みは粘り強さです。大学のサークルでイベントの企画を担当した際、途中で予期せぬトラブルが発生し、一時は中止の危機に陥りました。しかし、私は諦めずに協賛先と交渉し、他のメンバーと協力して新たなスポンサーを確保しました。最終的にイベントを成功させ、約200名の参加者を集めることができました。この粘り強さを活かし、貴社でも困難なプロジェクトに挑み続け、確実に成果を出していきたいと考えています。」
自己分析を通じて得られる強みとエピソードを組み合わせることで、説得力のある自己PRを作ることができます。この自己PRと、企業の求める人物像(ペルソナ)に合わせることで、より効果的に響く内容にする事が可能です。
3. 企業の「ペルソナ」と自分の強みを戦略的に結びつける
企業の求めるペルソナと自分の強みが明らかになったら、その2つを戦略的に結びつけて自己PRを作成します。ここでは、企業がどのスキルや価値観を重視しているかに基づいて、どの強みを選んで話すかを決めます。ここが1番重要です。
ーー企業が「柔軟性」を重視する場合ーー
自己PRの例文(柔軟性)
「私の強みは柔軟な対応力です。大学でサークル活動を通じて、200名規模のイベントの企画を担当しました。当日、急な天候不良により屋外開催が困難になりましたが、私は急遽屋内の代替会場を提案し、わずか3時間で手配を完了しました。20名のメンバーと調整しながら会場レイアウトを変更し、時間通りにイベントを開催することができました。最終的には参加者の満足度が85%に達し、高評価を得ました。この柔軟な対応力を活かし、貴社でも状況の変化に迅速に対応し、確実な成果を出していきたいと考えています。」
ーー企業が「リーダーシップ」を重視する場合ーー
自己PRの例文(リーダーシップ)
「私の強みはリーダーシップです。大学時代にサークルで200名規模のイベント企画のリーダーを務め、企画段階で予算不足という問題に直面しましたが、メンバーの意見を取り入れ、役割を再調整し、スポンサー企業への新提案を導入することにより、結果として予算の30%増を実現しました。その結果、イベント参加者数は前年から20%増加し、サークル内外から高い評価を得ました。このリーダーシップを活かし、貴社のプロジェクトでも目標達成に向けてチーム全体を引っ張り、確実に成果を出していきたいと考えています。」
自己PRを戦略的に作成するには、ただ強みを伝えるだけでなく、企業が求める「ペルソナ」と自分の特性をぴったり重ね合わせる工夫が必要です。企業ごとの期待に合わせて、エピソードを選び、具体的な成果を交えながらアピールすることで、面接官に「お、この人は違うな!」と感じさせることができるのです。柔軟な対応力、リーダーシップ、協調性などのスキルも、ただ言葉にするだけでなく、企業のニーズに戦略的に結びつけることで、自己PRがより実践的で説得力あるものになります。
是非、皆様の自己PR作成に役立てれればと思います!!
ご参考にしてください!!
4. 余談ですが・・・
最後はいつも通りの余談です。
就活を乗り越えた大人も、就活を行なっている就活生も、就活を控えている学生もこの文章を読んで、「自己PRって難しい!」と感じました方は多いのではないでしょうか。僕もこの記事を書く中で、ポイントを絞りに絞りましたが、非常に難しいと感じました。
就活は、信頼できる人に頼る事がおすすめ
私たち「就サポ」は、皆さんが安心して就職活動に臨めるよう、戦略的かつユニークなサポートを提供しています。「エージェント会社ではありません」と言うとよく驚かれるのですが、私たちは特定の企業に偏らず、純粋に皆さんの希望に寄り添った支援をしています。
例えば、自己分析ではちょっとしたクイズ形式で自分の特性を引き出したり、実際の面接練習では「ちょっと変わった質問」を投げかけて、臨機応変な対応力を養ってもらうことも。さらには、自己PRに使えそうなエピソードがないと悩んでいる方には「たった1日で発見できる強みの見つけ方」なんて裏ワザも教えちゃいます。
「就サポ」と一緒に、自分の本当の強みを見つけて、戦略的な自己PRで面接官に“刺さる”アピールをしてみませんか?
皆様にお会いできる事を楽しみにしております!
では、また〜
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