Lloyd PriceとArthur Croudup
オリジナルとカバーの関係性。
私の中ではエルビス・プレスリーとロイド・プライスやアーサー・クルーダップという系図がまずイメージされます。
最初に聴いた音源はエルビス・プレスリーがカバーするザッツ・オール・ライトやローディーミスクローディだったりします。
しかしザッツ・オール・ライトを最初にレコードに吹き込んだのはアーサー・クルーダップであり、
ローディーミスクローディがロイド・プライスの曲だと知ったのはずいぶん後の事、大人になってからです。
それらは、エルビスが歌い継いだからこその名曲であることも間違いないのですが、初めてオリジナルを聴いた時の鮮烈さは今でも忘れられないです。
それはかっこ良いなどという軽いものですはなく”黒人ロック”の重みみたいなものを知った感覚。
良い意味で「違う楽曲」に思えたりして。
それがあって、何周か回ってきたような新鮮さを感じるのかもしれません。
そういうところが音楽の楽しさなのかな。
今、オリジナルシンガーの音源にはまっています。
気になっているのは、
ビッグ・ママ・ソーントン(ハウンドドッグ)や、
ジュニア・パーカー(ミステリートレイン)。
この人たちは、映画エルビスを観て初めて存在を知ったのですが(ほんと最近です)
次はこの辺を深堀して聴いてみようかと思っています。
私はロイド・プライスを黒人ロッカーと勝手に呼んでいますが、
実際は、この人がブレイクしたのはロック以前の時代だったと思います。(たぶん…)
それにしても、ジャケットが素敵すぎる。
ロイド・プライスのレコードを聴きながら思った事でした。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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