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TRY A LITTlE TENDERNESS/オーティス・レディング
何年かぶりに聴いたレコード、「これ借りたやつだ」と思い出しました。
他にも友人から借りていたレコードが何枚もあったと思います。
いつしか借りたことを忘れてしまっている様です。
それと同じくらい、貸しっぱなしになっているものもある訳で、
だいたいが高校生の頃の貸し借り、その後は疎遠になり連絡を取る術も無くなってしまい「まあいいや」と借りっぱなしになってしまう。お互いさまですね。
仲の良い友人とは、よくレコードの貸し借りをしていたものでした。
そういえば、昔は貸しレコード屋さんというのがあったのを思い出しました、ありましたありました。
たしか80年代後半くらいまでは存在していたと思います。
CDが普及したからなのでしょうか、自然消滅的に姿を消した印象。
レンタルビデオ屋さんもあったくらいだから、アナログレコードのレンタル屋さんが特別のものではないのですが、私の中ではやっぱり貸しレコード屋さんはちょっと輝いた記憶。この先の未来にまた復活しないかな。
そんなことを想いながら、
今朝はオーティス・レディングのレコードを聴きました。
友人から借りっぱなしの2枚組のアルバムです。
今日のような雨の日に合うオーティス・レディング。
やっぱりいいですね、沁みます。
彼の歌う楽曲はどれも良いのですが、
私が一番好きなのは”TRY A LITTlE TENDERNESS”です。
かつてはフランク・シナトラやアレサ・フランクリンなどもカバーした名曲として知られていますが、オーティスのが一番好きです。
バックをBooker T & TheMG'sが担当しているのだから、
まあ格好良くない訳がないのですが。
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歌詞を和訳してみたらとても素敵な内容だった(google翻訳でね)
元気かな?貸してくれた友人のことを想いながら聴いていたら、塩漬けになっていた思い出がいろいろ蘇ってきました。
私が誰かに貸したレコードも、
そんな風に思って聴いてもらえていたら嬉しいですね。
オーティス・レディングにしんみりした雨の朝でした。
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(もう返さなくてもいいよね(笑))
最後まで見てくださりありがとうございます。