Googleアカウントに届くメールを読み込んで人材情報をGoogleスプレッドシートに出力するシステムを実装するためには

Googleアカウントに届くメールを読み込んで人材情報をGoogleスプレッドシートに出力するシステムを実装するためには、以下の手順とツールが必要です。


### 必要なもの


1. **Googleアカウント**: GmailおよびGoogleスプレッドシートのサービスを使用するため。

2. **Google Cloud Platform (GCP)プロジェクト**: Gmail APIとGoogle Sheets APIを使用するための設定。

3. **Pythonスクリプト**: メールの読み取りとスプレッドシートへの書き込みを行うコード。

4. **OAuth 2.0 認証情報**: APIにアクセスするための認証情報。


### 手順


#### 1. GCPプロジェクトの設定


1. **GCPプロジェクトの作成**:

   - [Google Cloud Console](https://console.cloud.google.com/)にアクセスし、新しいプロジェクトを作成します。


2. **Gmail APIとGoogle Sheets APIの有効化**:

   - 左側のメニューから「APIとサービス」 > 「ライブラリ」を選択し、Gmail APIとGoogle Sheets APIを有効化します。


3. **OAuth 2.0 クライアントIDの作成**:

   - 「APIとサービス」 > 「認証情報」 > 「認証情報を作成」 > 「OAuthクライアントID」を選択し、適切な情報を入力して作成します。

   - ダウンロードした認証情報ファイル(`credentials.json`)を保存します。


#### 2. Python環境の設定


1. 必要なライブラリをインストールします:

   ```bash

   pip install --upgrade google-api-python-client google-auth-httplib2 google-auth-oauthlib

   ```


2. Pythonスクリプトの作成:

ここから先は

2,556字

¥ 2,200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?