FlutterでInstagram APIを使用して、クリエイターやビジネスアカウントの投稿を取得するためには、Instagram Graph APIを使用します。ただし、Instagram Graph APIは特定の条件に基づき他人の投稿データへのアクセスが制限されているため、手順を踏む必要があります。その概要とチェックリストを提供します。

開発の概要

1. Instagram APIの利用登録

   • Instagram Graph APIはFacebook Developersプラットフォームを通じて提供されているため、Facebookアカウントでデベロッパー登録が必要です。

   • APIを利用するには、アプリをFacebookに登録し、Instagram Graph APIを使えるように設定します。

2. 必要な権限の取得

   • Instagram Businessアカウントもしくはクリエイターアカウントのみが他人の投稿にアクセス可能です。パブリックなアカウントでも制限があるため、特定の認証プロセスを経てアクセスする必要があります。

   • APIの利用には、`instagram_basic`, `instagram_manage_insights`, `instagram_content_publish`などの権限を申請し、取得する必要があります。

3. アクセストークンの取得

   • アクセストークンが必要となりますが、これにはOAuth2.0のフローが利用されます。ユーザーがInstagramにログインして認証を完了すると、トークンが発行され、それを使ってAPIにアクセスできます。

4. Flutterでの実装

   • Flutterアプリケーション内でHTTPリクエストを送信するために、`http`パッケージを使用してInstagram Graph APIにアクセスします。

   • APIレスポンスから、投稿に含まれる画像やキャプションを取得し、アプリ内で表示します。