「隅」と「隈」

「隅」と「隈」は、どちらも「すみ」と読み、形や場所に関連する言葉ですが、それぞれ異なる意味や用法があります。

隅(すみ)

  • 意味: 角やへりの内側の部分を指します。例えば、部屋の角や四角い物の端の部分などを「隅」といいます。

  • 用法: 「部屋の隅」「紙の隅」など、空間や物の内側の角や端に使われます。

隈(すみ)

  • 意味: 物の影や隠れた部分を指すことが多いです。また、目の下にできる「くま」のことも「隈」と書くことがあります。

  • 用法: 「隈なく探す」のように、隠れた場所や見えにくい場所を含めて、全体を指すことが多いです。また、「目の隈(目の下のくま)」という形で使われます。

例文での使い分け

  • : 「部屋の隅に椅子を置く」

  • : 「隈なく探す」「目に隈ができる」

まとめると、「隅」は物の端や角を意味し、「隈」は影や隠れた部分を意味します。

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