Microsoft 365でPCのハードウェアハッシュを自動的に取得し、テナントへアップロードするためのバッチファイルを作成する方法についてご説明します。このバッチファイルにより、手動でのPowerShellコマンドの入力が不要となり、効率的な運用が可能となります。
必要なもの
PowerShellスクリプト実行権限: 管理者権限でPowerShellスクリプトを実行できること。
ネットワーク環境: インターネットに接続していること。
Microsoft 365 テナント: PCのハードウェアハッシュをアップロードする先のテナントアカウントへのアクセス権。
チェックリスト
[ ] PowerShellの実行ポリシーがスクリプト実行を許可するよう設定
[ ] TLS 1.2が有効化されていること
[ ] 管理者権限でバッチファイルを実行するように設定
[ ] バッチファイルのテストを行い、正常に動作するか確認
バッチファイル内容
以下がバッチファイル(GetAutopilotInfo.bat)のコードです。このファイルを作成し、管理者権限で実行することで、自動的に指定のPowerShellコマンドが実行されます。
@echo off
:: PowerShellを管理者権限で起動
powershell -Command "[Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol = [Net.SecurityProtocolType]::Tls12"
powershell -Command "Set-ExecutionPolicy -Scope Process -ExecutionPolicy RemoteSigned"
powershell -Command "Install-Script -Name Get-WindowsAutopilotInfo -Force"
powershell -Command "Get-WindowsAutopilotInfo -Online"
pause
コード詳細と説明
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