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Search Consoleのクエリを自動で取得するツールを開発するには、Google Search Console APIを活用することができます。このAPIを使用することで、指定したサイト・プロパティ・URL、期間に基づいて検索クエリをプログラムで取得し、手動操作を不要にすることができると思います


必要なもの

  1. Google API認証情報

    • Google Cloud Platform (GCP)でプロジェクトを作成し、Search Console APIを有効化します。

    • OAuth 2.0を使用した認証情報(クライアントID・クライアントシークレット)を取得します。

  2. Google Search Console API

    • Search Console APIは、指定のプロパティに関するデータをプログラムで取得することができ、リクエストを送信してクエリを取得できます。

  3. プログラミングスキル

    • APIを利用するためのプログラムを作成する必要があります。主な選択肢は以下です:

      • Python

      • Node.js

      • Java

  4. Google API クライアントライブラリ

    • GoogleのAPIを操作するためのクライアントライブラリを使用します。

  5. 検索クエリ取得のロジック

    • 取得したい期間、ページURLなどをプログラム内で指定できるように設計します。

システム構成・フロー

  1. Google Search Console APIのセットアップ

    • GCPでプロジェクトを作成し、APIを有効化します。

    • OAuth 2.0認証を行い、APIへアクセス可能にします。

  2. API認証とトークン取得

    • OAuth 2.0を使用してユーザー認証を行い、トークンを取得します。このトークンを使ってAPIにアクセスします。

  3. クエリパラメータの設定

    • 取得したいサイト、ページURL、期間などをツールまたはスプレッドシートから入力できるようにします。

  4. APIリクエストの送信

    • `searchAnalytics.query`メソッドを使用して、Search Consoleから指定されたプロパティ・URLに関する検索クエリデータを取得します。

  5. 結果の取得とダウンロード

    • クエリ結果をダウンロードし、CSV形式などで保存します。

Pythonを使ったサンプルコード

以下はPythonを使用して、Search Console APIからクエリデータを自動取得するサンプルです。

必要なライブラリのインストール

まずは必要なライブラリをインストールします。

pip install google-auth google-auth-oauthlib google-auth-httplib2 google-api-python-client

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