馬の毛色
こんにちは!義親です😁
今日は【馬の毛色】について紹介していきます
上の写真を見ても分かる通り、馬はそれぞれ毛色が違います
毛色を覚えることは、その馬を見分ける上で大きな要素になりますのでしっかりと種類を覚えておくようにしましょう😁
それではさっそく紹介していきます
馬の毛について
毛の色について紹介する前に、まずは馬の毛について説明します
馬の毛は、体全体を覆う被毛と、たてがみ、まえがみ、尾毛にあたる長毛の2種類があります
被毛は寒暖によって生え変わります。冬毛は夏毛に比べて密集して生えており、寒さから身を守ります。そして春になると、冬毛は抜け落ちて夏毛に生え変わります
長毛は、物を作る際に利用されることが多いです。私達人間は、動物の毛を利用して色々な物を作りますが、馬の毛を利用して作られるものを挙げると例えばヴァイオリンやチェロなどの弦楽器の弓や、洋服ブラシや靴ブラシなどのブラシ類、日本の伝統芸能の能で使われる能面の髭など、多岐に渡ります
馬の毛色
それでは本題の、馬の毛色について紹介していきます
実は馬の毛色については、細かく分けると100種類以上にも分かれてしまいます💦
日本では、大きな分類として栗毛、栃栗毛、鹿毛、黒鹿毛、青鹿毛、青毛、芦毛、粕毛、ぶち毛、月毛、河原毛、佐目毛、薄墨毛、白毛の14種類に定義されています
この中でも競走馬の代表的な品種であるサラブレッドについては、公益財団法人ジャパン・スタンドブック・インターナショナルにより鹿毛、黒鹿毛、青鹿毛、青毛、栗毛、栃栗毛、芦毛、白毛の8種類がサラブレッドの毛色として定められています
【鹿毛】
被毛はおおむね褐色を帯びた赤色または褐色を帯びた黄色で、長毛及び四肢の下部が黒色であるものをいいます
【黒鹿毛】
被毛の色合いが黒味がかった赤褐色で、黒味の程度によっては相当黒く見えます。目の周辺や腋、下腹や内股は褐色で、長毛や四肢の下部は色の濃淡に関わらず黒です
【青鹿毛】
青鹿毛は長毛を含めた全身が黒色で、目や鼻、下腹部などの柔らかい部分が褐色になっていることが特徴です
青毛と青鹿毛の違いは褐色になっている部分があるかないかですが、日に焼けたり歳をとって色素が薄くなった青毛は青鹿毛と判別が難しいケースがあります
【青毛】
被毛、長毛共に黒色です。軽種馬には比較的少ないです。
この毛色は季節により、毛の先が褐色となり黒鹿毛や青鹿毛のように見えることがあります。眼の周辺、鼻の周辺をよく観察して判断しなければなりません
【栗毛】
被毛は褐色を帯びた黄色で、長毛は被毛より濃い色から白色に近いものまであります
鹿毛と並んで最も一般的な毛色の1つで、様々な品種で見られます
【栃栗毛】
被毛は黒味がかった褐色を帯びた黄色で、長毛は被毛より濃いものから白色に近いものまであります
栃栗毛は栗毛とよく似ていますが、栗毛と比べると色が暗い色合いになっています
(写真あり次第掲載します🙇🙇🙇)
【芦毛】
原毛色は栗毛、鹿毛、青毛になりますが、被毛全体に白色毛が混生し年齢が進むに従って白色の度合を増していきます
生後間もない幼駒は原毛色に近い毛色のため、判別がしにくい場合があります
【白毛】
白毛の馬は、芦毛の馬と違い生まれたときから全身が真っ白です。また、体毛の下の地肌の色は芦毛が黒か黒に近い色合いなのに対して白毛はピンク色をしています
この毛色については、数が少ないこともありその遺伝様式は十分に解明されていません
ここまで、馬の毛色について8種類紹介してきました
今回紹介した8種類の毛色は、あくまでサラブレッドの毛色として指定されている色です
途中で書きましたが、馬の毛色は細かく分けると100種類以上あります
今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひ調べてみてはいかがですか?😁
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました🙇
また次回の記事をお楽しみください😁
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