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さびしくない

カネコアヤノ単独演奏会に行ってきた。

あの時間場所全部が儚くて夢みたいで美しかった。前髪を短く切って、色鮮やかなパッチワークのかわいらしいワンピースを着ていた。

弾き語りライブは初めてだけど、バンドセットとは全く違うものだった。全てが心にまっすぐに伝わってきて、はじまった瞬間から鳥肌が立った。

彼女の歌を聞きながら、わたしは大学生活の色々なことを思い出した。過去のいちばん楽しかった時間のことを思い出して、まだこれからも続いていきたいのに、もう思い出にしちゃってることが悔しかった。わたしは彼女の音楽をもう純粋な気持ちで素直に聞けないのかなと思った。そう思ってるのはわたしだけで、みんなはそう思わないのかもしれないけど。寂しいな。

一生わすれない歌たちなんだろうなと思いながらぼーっと彼女の歌う姿に見惚れてた。
わたしもこうなりたいなんて夢みたいなことも考えたし、明日から頑張らなきゃじゃなくてやっぱり頑張れないかもって気持ちにもなった。


ねぇわたしやっぱり、まだ終わりたくないよ。


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