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憧れはよいもの、ではない

憧れる気持ちって良いものだと思って生きていたのですが、
昨年読んだよしもとばななさんの本に、良いものでもない
ということが書かれていてびっくりしました。

ばななさんが書かれていた内容は、
憧れは現状の自分とは違うものに思いをはせていること
・憧れていることが、必ずしも自分に向いているとは限らない

ということでした。

例えば…
SNSでファーストクラスに乗って豪華絢爛な旅を投稿しているインフルエンサーの方が多いですよね。いいなあ、あんな風に旅行できたらいいなと思っていると、そんなやり方があると最後の方で言ってて、マイルの宣伝をされていますね。
これは、憧れる気持ちを利用した宣伝だと思います。
SNSはほとんどそこを突く感じですね。

ここでちょっと考えてみました。
ファーストクラスの料金をとてもじゃないけど払えない現状にある=ファーストクラスに乗ることは今の時点では分不相応のことではないか?
あと、ファーストクラスに乗ることが向いているとは限らないです。あれもこれも食べれる、出来ると思ったら逆に落ち着かなくなっちゃってリラックスできなかったとかね。

ありえない話ではないと思います。

(ちなみにインフルエンサーの方々は乗っていますが、投稿を見てもらうことがあの方々のお仕事なので、話が変わってきます。案件も絡んでいるかもしれないですしね。乗ることでお金が発生している)

憧れの気持ちって裏を返せば、
今の自分はダメだという否定の思考も植え付けるんじゃないか
と思います。

そのダメな自分から抜け出すために、
モノを買わないといけないって思わされる仕組みはいたるところにあります。
化粧品は最たるもので、スキンケアはあれもこれも持っていないと完璧なケアじゃないって思い込んでいってしまいます。ラインで揃えないといけないとかね。

憧れる気持ちが大量生産される世の中で

本当に自分が心地よいと思えるのは何か

考える必要があるのかもしれません。


自分が心地よくなれば、ハッピーになれますね。


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