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【後編】Pluto EP8の感想
はじめに
NamtanとFilmが主演を務めるタイGLのPluto。
Ployのパーティーを終えて、バンコクへ戻って来たMayとAioon。依然Mayの初恋はOom(Oaboom)だと勘違いしたままのAioon…。そしてOomは一体どんな人なの?Ep8後半です。
Ep8前半の感想はこちら。
代償と支払い
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Oomとの会話を夢で見ている回想シーンから後半は始まります。
「あなたが愛してるのはAi-oon。私の双子の姉よ」
衝撃的なOomの言葉…。病室でのやり取りの続きです。
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私の目が見えないから別れたいって言うならそんな嘘つかなくていい、とMay。
どうやらOomの言葉を別れるための嘘だと思っている様子。
Mayに掴まれた手を振り解いてOomが話を続けます。ここのシーンも地味に傷つきます。そんな邪険にするの?
「あなたは彼女…つまり初恋の人のこと。すごく愛しているわよね?」
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何がしたいの?と困惑するMayに大きなため息を吐くOom。
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「こんな風に弱気にならないで。かつてのMetaweeに戻りましょう。それが出来るなら私は退くわ。あなたと別れてあげる。」
…Oom。これはどんな気持ちで言ってるの?Mayを鼓舞するため?それともただの意地悪なの?
「もしあなたが本当にその人じゃないなら、今すぐ別れて欲しい」と涙を流しながら話すMay。
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Oomは続けます。
「私たちはお互い、そんなに愛してなかったかもしれない。でも、あなたみたいな人を姉に差し出すほど私は残酷じゃないの」
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「あなたには簡単すぎるでしょ?May。あなたは自分のした事の代償を払わなきゃいけないわ。」
この病室での言葉をOomはどんな気持ちで言ったのか、理解するのがとても難しいです。整理したいので一旦わたしの考えをまとめます。
OomはMayのこと愛してたと思う。”お互いそんなに愛していない”は強がりで、目が見えない状況に負けて欲しくない気持ちから出た言葉。励ましてる。だから、Metaweeに戻れたタイミング(=Mayも招待したOomの結婚式の後)にAioonとMayを引き合わせるように仕向けた?
一方でMayが好きなのは姉のAioonだと知ってショックも受けてる。AioonにMayと別れるようにお願いしたのは愛してる人から振られるショックをMayにも分かって欲しかったから?
あぁーOomの気持ちが難しい…もっと分かりたいよ。めんどくさい奴って思ってごめんOom。
Oom!と引き留める声で目が覚めるMay。
そして、いつもとは景色が少し違う朝。
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回復の兆し
病院でTonの診察を受けるMay。
「脳の出血は回復し始めたみたい。視力もだんだん良くなっていくよ」とTon。
それを聞いて嬉しそうなMay。よかったね!
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「この苦しみを一生背負って行くんだと思ってた」とMay。
どうやら2年間もこの状態だった様子。2年なんて長過ぎるねとTonも話しています。でも、その長いと感じる2年こそが代償を払ってきた証だとMayは答えます。
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もうすぐだね、とTonが言うも、まだ心配な事があるというMay。
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「Aiとの事については、どうしようもない状況なのは変わらない…」としょんぼりするMay。初恋の人の勘違いや、もしかしたらBenの事件の事も含まれるかもしれませんね。
「そこまで絶望的じゃないよ?」とTon。
「知ってる?君がここで診察を受けている間、彼女は外で待っているんだ」と嬉しいお知らせ!
「Aiが来てるの!?」と思わぬ相手にMayの表情も明るくなります。
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お兄ちゃんも応援しています。
初めてのこと
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Aioonが迎えに来てくれて嬉しそうなMay。
Mayを先にソファーに座らせてAioonは立ったまま話し出します。
「この間は、本当にごめん。急に色々考えちゃって…」と、ちゃんと謝ってから隣に座るAioon。可愛いです。Mayもわかったよ。と伝えます。
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ちょっと恥ずかしそうに話すMayに「私たち…初めて…?」と聞き返すAioonの心のざわざわがシンクロ。
Ep1でもAioonが慌ててました。駆け込み寺した際にMayの家に泊まることになり、同じベットへ入るも
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このMayの発言もEp7(Mayは最初からAioonだと分かってた)後ではちょっと感じ方が変わります。MayはAioonと同じベットで寝るのはこの時が初めてなのでこの回答は間違いではないんですよね。なんども見返したくなる構成だなぁ。
動揺しているAioonにMayは続けます。
「さっきも言った通り、私があんな風に身を委ねたのはあなたが初めて。」
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Mayは更に続けます。
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うっわぁ…ドキドキする…。
でも、Aioonはやっぱりあの存在が気になり、恐るおそる尋ねます。
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あーーーもぅ!!!おまえだよぉぉ!!!!って歯痒い気持ちにバタバタしちゃう!!
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Mayも微笑んじゃいます。
(ごめんね、Ai。もっとはっきりあなたを見たいの。あなたが私をどう見てるのか分かったら、全部話してあげる)
愛しい人、Aioonの仕草や表情を自分の目で見たいんだよねMay。じゃあ目が見えるようになったことはまだ内緒なんだね。
本音は心にしまって「うーん…どう言ったらわたしの気持ちが伝わるかなぁ」と呟くMayに微笑むAioon。
ひとまず、ぎくしゃくしたは雰囲気は解消され仲直りです。
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JanとPim
その後、こちらのペアはどうなったんでしょうか。
仕事終わりのPimを引っ越し先のお家に呼んだJan。2人は仲良くお粥を食べています。
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「アパートの近くで売ってるお粥を食べるために仕事明けわざわざ呼んだの?」とPim。
「んー、あなたが来てくれたら好きなものを見せてあげたいなって思ってたの。だからお粥。」
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Jaaaaaaan!!!
Pimも思わず「どんな冗談よ」と飲んでいた水に咽せてしまいます。でも止まらないJan。
「そうそう、この間は運勢占いでね、運命の相手はもう私の近くにいるらしいって出たの。」
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ぐいぐい攻めてくるJanにたじろいでしまうPim…そこへJanのスマホに着信。
お家に飾るための植物を注文していたよう。一緒に行くよとPimに言われ、2人でお出迎えにいきます。
そして…たくさんの植物を積んだ車から降りて来たのはPang。
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笑顔の可愛いPangは、Pimの元カノであり、Janとは一緒にAioonの手伝いをする仲間(パーティーの準備をしたりOomの荷物を片付けたり)です。PangはJanのことちょっといいな?って思ってるのかな?
「なんてすごい偶然なんだろう」とJanがPangに話しかけます。でも嬉しいよとPang。
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「植物の事で何か困った事があったらいつでも連絡してね」と仕事もきっちりこなすPang。と、そこへPimが合流。
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「持ってくるから」と2人に声をかけて、水を取りに行きます。Pimを見送ってからJanはPangへ話しかけます。
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その言葉を聞いてPangが話し出します。
「Pimはしっかりしてそうに見えて実はすごい甘えん坊なの。お粥が大好きで特に生姜のたっぷり入ったやつが1番好き。好みがおばあちゃんみたいでしょ?」
突然Pimの事を話し出すPangに、何を言おうとしてるの?と困惑するJan。
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「まだ、彼女に気持ちがあるってこと?だとしたら、私はOomと同じただのお邪魔虫ね…」と悲しそうなJanの表情。
Pangは腕組みをして「Oomのことはいったん置いておいて、私の話から聞いてくれる?」と、はじめます。腕組みするのも可愛いですね。
「この話をあなたにしたのはーー
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Pimはいい人。だからあなたがPimと一緒に居てくれて嬉しい」
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ほら、あなたが言ってたんじゃない。愛は愛と一緒にあるべきだって。
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Ep7.JanとPangの2人でOomの荷物を取りにいった時の会話ですね。
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そして笑い合う2人と悲しそうな表情のPim…。複雑な三角関係です。
初恋の人って…
Aioomの部屋でPangとAioomはお酒を飲んでます。
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そんなに人口少ないんだっけ?と酔っ払いAioon。「あんたのガールフレンドがJanに出会ったのはOomの事件を担当してたからでしょ?」
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毎回、きちんと訂正してくるPangが可愛いです。
分かった分かった、と続けるAioon。
「それにしてもなんて偶然なの?あんたはJanが好きで、Janはあんたの元カノが好き。」
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よしポジティブに考えよう!とAioon。少なくともPangは前進してる。わたしに構わなくなったでしょ? とちょっと痛いところを突いてきます。
で、あんたはどうなの?とPang。
「あんたは彼女のために色々してきたじゃない?今頃もうあんたに夢中でしょ。本当の事話しちゃいなさいよ!」とAioonの傷口に塩を塗ります。
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「彼女は私を愛してないよ…だって彼女の初恋の人はOomだから」と、ここでも凹むAioon。
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「そんな長い間、彼女の心を掴んでる奴に敵うわけないじゃん」と飲んだくれた夜と同じ事を飲んだくれながらまた話します。
でもPangはJanから聞いた話と違うと伝えます。
「OomはPaulを愛してなかったって言ってた。それにOomはお邪魔虫だったって。もしそうだとしたら、Mayの初恋の人っていったい誰なの?…あんたとか?」
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「ほら、昔Oomの制服着て、困らせるの好きだったじゃん」とPang。
頭おかしいんじゃない?そんな可能性あるわけないじゃんとバッサリ言い切るAioon。
じゃあJanが私に噓ついたんだねーと言うPangに、なんでJanはあんたに嘘ついたのー?と聞き返すAioon。
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Pangがイラついてます。可愛いです。この2人のやり取りはいつも面白くて大好きです。そして今回もいい仕事をするPangに拍手。
…そして何かに気づいたAioonが叫びながら飛び起きます!
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やっと思い出した?Aioon?
「Panita。きみはとっても賢いね」と言ってAioonはPangの頭にキスします。PanitaだからPangなのね。
でも、頭臭いからシャワー浴びなよ。と言い捨てて上着を持って家を飛び出して行きます。
ついに思い出したねAioon!!!!! そして本当にいつも良いサポートをするPang!
Mayの償い
Mayの部屋でTonと2人、穏やかじゃない会話をしています。
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この事件は2年も前のものだよ?とTon。
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Mayは現状をTonに話します。
「前回の判決は公平じゃなかった。彼は今、もっと多くの賠償金を求めて民事訴訟を起こしているの」
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もっともなTonの言い分です。
「ちゃんと償いたい。それに自分を取り戻したいの。」
と、Mayの言い分も分かります。
自身の尊厳を失い職業倫理を蔑ろにした自分の行動を悔いているんだね。それにBen対しても自責に苛まれてる。
「でも、きみは被告側の弁護士でしょ?可笑しな話じゃない?」とTon。
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「あのときは弁護士としての責任を果たしただけ。でも今は…ひとりの人間として、彼を助けたいの。」
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手のかかる妹を説得するようなTon。Mayの事を心配してるんだね。
「でも、あの被告人。バットマンに立ち向かうなんて、きみが面倒な目に遭うんじゃないの?」
でも、Mayが見ている先は違うようです。
「私が立ち向かう相手は彼じゃないわ。」
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「この2年間を経て、もう二度と彼に主導権を握らせたりしない。」
そして、コラートまでの運転をTonに頼み2人は出発します。
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Tonの車は修理中でMayの車で行くようですが、この会話は何かの伏線なの?
そして酔っ払いのAioonはあの勢いでMayの家に来ました。しかし入れ違いになってしまったようです。
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MayとTonはとある事件の調査のために一緒にコラートへ向かったばかりだと家政婦さんから聞かされます。
じゃあ、出直しますね…とAioonですが…
ここのきゅるるるのSE音もぴったりで可愛いです。
「…ちょっと酔っぱらってて。もう少し居てもいいですか?」と家政婦さんへお願いします。
Mayの部屋に通されたAioonはMayに電話をかけます。
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「そんなに酔っぱらってるの?」とMayは心配そう。
「大袈裟だよMay。大丈夫。そんなに酔ってないよ」と伝えるも、いつもは来る前に連絡くれるでしょ?やっぱり酔っぱらってるよと電話口で言われてしまいます。
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Aioonの声がいつもより優しくて甘えた感じがするのは酔っぱらってるから?初恋の人との電話だから?
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「May。今まで初恋の人のこと、ちゃんと聞かなくてごめん。もう一度その話聞かせてくれる?」と初恋の人の話を尋ねます。
「じゃあ、起き上がって枕元にあるアルバムを持ってきて。10年生の頃のわたしの写真があるはずよ。」とMay。10年生は日本でいうと高校1年生だそう。
そしてMayは夕日のきれいな丘の時と同じ言葉で、嬉しそうに話し始めます。
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「初恋の人とはバンコクのプラネタリウムで出会ったのーーー」
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アルバムをめくるAioon。
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10年生のMayの写真を見て、その時の記憶がよみがえってきます。
AioonとMayの出会い
やんちゃな4人組に絡まれ、頬を叩かれそう危機一髪!の続き。
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「ねぇ、Mint。いい加減人からお金を巻き上げるのはやめな。」とAioonが止めに入ります。
口挟むんじゃないよ、と振りかざすMintの手を避け彼女を蹴り飛ばします。
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Mayも驚いた表情。そして、他の仲間からの平手打ちも避けて、反対に平手打ち返し!
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仕上げにMintに飲みかけのジュースをぶん投げて完全勝利。
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喧嘩がめちゃくちゃ強いAioonです。
そして、「覚えておけよ…」と去ったMintたちの仕返しを受けたのはOomだったんですね…
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Ep1で「私の制服を着て私のふりして何したの!?」とOomは泣きながらAioonに怒ってました。
これがのちにAioonがOomとの約束を果たすことになるきっかけとは…。
本当に構成が素晴らしいです。どこからつながってるの?!全部なの!?
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いじめっ子たちが去ったあと、スマホが壊れてないか確認するMay。散らばった荷物を集めながらAioon話しかけます。
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「ねぇあんた。なんでやり返さないんだよ」とAioon。
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どうやって戦ったらいいの?と困ったように聞き返すMay。本来彼女はIntrovertな性格なんですね。
「人にはそれぞれの戦い方があるんだよ。じゃなかったらどうやって生きてくつもり?」とAioon。それを黙って聞いてるMay。
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「あんたはずっといじめられっぱなしでいいの?」そう言ってMayに荷物を渡してあげます。
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もしかして、この言葉を聞いてMayは弁護士の道を選んだの?だとしたらめちゃくちゃぐっときますね!
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「あぁうん…」と、本当に思い出して驚いた表情のAioon。それは良かったと嬉しそうなMayは家政婦さんが渡したマグカップあるでしょ?と続けます。
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「ああ、Mayがよく使ってるお気に入りのやつ?」
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「あの日、あなたとの思い出を残しておきたくてそれを買ったの。」
きゃーーー!!!!全部!!もう!!すべてが可愛いMay!!!!!!
だからあんなに色々なシーンで出てたのかぁー!
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「じゃあ…次に私があなたを求めたら、いなくなったりしないよね?」とMay。
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嬉しさを噛みしめるようにうなずくAioon。
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「じゃあもう切るね。またおうちで会おう」とニコニコの笑顔で電話を終えます。
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うそでしょ?!とベットの上でゴロゴロ喜びまくるAioon。可愛いです!
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「Mayはいつ戻ってくるのー?今すぐ抱きしめたいよぉ…どうしたらいい?」と恋に恋してます。
コラートへ向かうTonとMay。
運転しながら隣で話を聞いていたTon。
「彼女に直接伝えられなかったから、家政婦さんにアルバムを置いてもらって、彼女が自分で見つけて思い出すように仕向けたんだね。」とMayの作戦を暴きます。
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感服するTonとわたし。
「もしAiがOomのふりをしてるって正体を明かしてきたら、たぶん動揺しちゃうと思う。」と話すMayに
うんうん、とうなずくTonとわたし。
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「でも、もし黙っててくれるなら、少なくともこれで私を避けることはなくなるでしょ?私の望みは彼女を私のものにすることだもん。」
今夜Aioonを私のものにする!から諦めてなかったMay。強いです。
「そうしたら、Benと彼のお母さんの事、Kosolの事も全部見過ごしてくれるはず」と自信満々のMay。
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そうかなぁ…。そんなにうまくいくのかぁな…と思うわたし。と、ちょっと神様が味方しすぎじゃない?と言うTon。
Mayは賢い子なのにたまにすごくバカになるのはなんで?もぉすごい可愛い!
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「神様は私を見えるようにしてくれたことで、その兆しを示してくれてるわ。」とずっと強気なMay。
「そういえば。視力が回復したことをいつAioonに伝えるんだい?」とTon。
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「自分の目で彼女の目を見て、彼女が私を愛してるってはっきり分かるとき。」その日も近そうですね。
Mayの家でうっきうきなAioon。
お願いしてた乗り物、もう直りました?と誰かに電話をかけます。その乗り物でガールフレンドと出かけたいんだと話します。
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嬉しそうなAioon!マグカップを眺め、ひと口飲み、アルバムと一緒に抱きしめる姿には嬉しさが溢れてます。
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よかったね!Aioon!君がMayの初恋の人だよ!
ここで後半が終了。
まとめ
Benの事件やKosolの事など課題は山積ですが、ひとまずMayの初恋の人がAioonだと伝わったことにガッツポーズ!!あーーもどかしかった!
そして毎回ほんとにいいパスをするPangにはMVPを贈りたいです。
Oomがどんな気持ちでMayに話したのか…まだ理解が浅いところもあるので今後のEpで見えてくるといいなぁ。
そして、Ep8放送のタイミングで新しいOst.がリリースしました。
Filmが歌うMayの気持ちを表したような曲ですね。
こちらもEp3からちょこちょこ使わていたのでやっとFullが聞けます。とっても可愛い曲です。